犬が健康的に暮らすための生活習慣4つ

愛犬にいつまでも元気に暮らしてもらうために、今日から見直したい4つの生活習慣をご紹介します。
1.適量でバランスのよい食事
健康な体づくりに欠かせないのは、毎日の食事管理です。愛犬の年齢や体型、活動量に合わせて、適量とバランスのよい食事を心がけましょう。
とくにカロリーオーバーによる肥満は、糖尿病や関節トラブル、心臓、呼吸器などのさまざまな病気のリスクを高めてしまいます。おやつの与えすぎや塩分過多に十分ご注意ください。
また、健康保持に欠かせない水分補給にも目を向けましょう。常に新鮮な水が飲める環境を整えて、熱中症や結石症、腎臓病の予防につなげます。
2.毎日の適度な運動

筋力や心肺機能の維持が、年齢的な体力低下を防ぎます。また、家の外を歩いて心地よい刺激を受けることは、認知機能の低下予防や心の健康維持にもつながります。
いつもと違う散歩コースを歩いて少し変わった景色やニオイを感じさせるだけでも、脳にとってよい刺激になります。また、室内遊びとして知育玩具を取り入れたり、ノーズワークで楽しんだりするのもおすすめです。
愛犬の体力に合わせた運動と知的な遊びを組み合わせながら、心と体の安定につなげてみてください。
3.日常的なケア
毎日のブラッシングやデンタルケアは、清潔を保つだけでなく病気の予防のために欠かせません。ブラッシングの際には、毛並みのお手入れと同時にスキンシップによる全身のチェックも行います。
耳掃除や爪切りも定期的に行い、異変にいち早く気づくようにしましょう。腫瘍や皮膚炎がないか、くまなく観察を行います。
さらに、毎日の歯磨き習慣も愛犬の健康寿命を伸ばすポイントです。3歳以上の8割の犬が歯周病予備軍と言われているので、1日1回の歯磨きを欠かさないようにしましょう。
4.生活環境の管理

室内で過ごす時間が長い愛犬のために、生活環境の徹底管理を心がけてください。室温は20〜25度、湿度は40〜60%を目安にして、熱中症や関節の冷えを防ぎます。
フローリングなどの滑りやすい床は足腰に負担をかけるため、犬用の滑り止めマットやラグなどを敷いて予防しましょう。ソファにはスロープを、階段への入り口にはゲートを設置するなどして、段差でのケガも防ぎます。
愛犬の質の高い睡眠を守るための、静かで落ち着ける場所を確保できているかどうかも再確認してみてください。
犬が病気にならない体づくりの秘訣

日々の生活習慣に加えて、犬の病気を未然に防ぐ体づくりの秘訣についても見ていきましょう。
定期的な健康診断とワクチン接種
犬は言葉で体調不良を訴えることはできず、不調を隠したがる習性があります。そのため、見た目が元気であっても定期的な健康診断を受けることが重要です。
成犬であれば年に1回、シニア犬であれば年に2回の健康診断を受けるのが望ましいです。病気を早期発見できればいち早く進行を抑えて、負担の少ない治療を選択できます。
また、狂犬病予防注射はもちろんのこと、混合ワクチンの接種、フィラリアやノミ・ダニの定期的な投与が愛犬の病気予防に直結します。
体重測定と観察記録
病気の早期発見に、体重測定と観察記録が大きく役立ちます。毎日観察したいのが、食欲、便や尿の状態、歩き方、散歩での様子です。ほかにも気づいたことがあればその都度記録を残して、異変があれば写真や動画に撮っておくと獣医師に相談する際の貴重な情報源となります。
体重も週1回など定期的に測定をして、急激な増減がないかチェックしましょう。
まとめ

犬は一見元気そうに見えても、実は病気が進行しているケースがあります。病気のシグナルをいち早くキャッチするには、飼い主さんによる健康管理とチェックが欠かせません。
成犬のうちから健康につながる生活習慣を身につけて、いずれ訪れるシニア期に向かうことが大切です。忙しい毎日の中で続けるのは簡単ではありませんが、「こうすればよかった」と後悔しないためにも、今日からできることから行いたいですね。



