愛犬と楽しめる『秋の味覚』5つ ワンコが食べても大丈夫な食材や適正量まで

愛犬と楽しめる『秋の味覚』5つ ワンコが食べても大丈夫な食材や適正量まで

食欲の秋がやってくると「この美味しさを愛犬と共感したい!」と思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。今回は、愛犬と楽しめる5つの秋の味覚をご紹介します。与えてよい食材や適正量も参考にしてください。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

愛犬と楽しめる秋の味覚5つ

葉を乗せた犬

野菜や果物、海の幸などさまざまな秋の味覚の中から、犬に与えてよい代表的な食材を5つご紹介します。

1.さつまいも

秋の味覚の中でも「さつまいも」は、犬から好まれる食材です。豊富な食物繊維がお腹の調子を整えてくれるほか、加熱しても壊れにくいビタミンCや、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。

強い甘みがあるので、愛犬の食欲が落ちているときのトッピングにも最適です。飼い主さんと一緒に焼き芋をおやつにするのもおすすめです。

ただし、糖質やカロリーが高めなので、与えすぎには十分注意してください。

2.かぼちゃ

コスプレをした犬

ほくほくとした甘みのある「かぼちゃ」も、犬に与えても大丈夫な食材です。ビタミンAやビタミンC、ビタミンEが含まれており、犬の健康維持や免疫力アップに役立ちます。

与える際には必ず加熱をして、消化の悪い皮と種は取り除いてください。人間用の味付けをしたかぼちゃの煮物などは与えずに、適量を守ることが大切です。

3.栗

秋の味覚である「栗」も犬に与えても大丈夫な食べ物です。ビタミンB群やミネラル、食物繊維が含まれていて、甘みがあるので食欲を刺激させたいときにも役立ちます。

ただし、生の栗を食べてしまうと消化不良を起こすことがあるため、しっかり柔らかく茹でて、硬い鬼皮と渋皮をきれいに剥くことが重要です。

市販のむき栗などを犬に与えたい場合、味付けや添加物のない無加工のものであれば構いません。必ず原材料を確認して、小さく切って少量だけを与えるようにしてください。

4.鮭

サーモンを見つめる犬

良質なタンパク質が含まれる「鮭」も犬と一緒に食べられる秋の食材です。鮭には抗酸化作用を持つアスタキサンチンや、血液や脳の健康につながるEPA・DHAが豊富に含まれています。

ほかにも、サンマやカツオなどの秋の味覚も大丈夫です。魚を犬に与える際には「無塩」のものを選び、しっかりと加熱をして刺さると危険な骨を完全に取り除いてくださいね。

5.りんご

愛犬の秋のおやつとして「りんご」を選ぶのもおすすめです。シャキシャキとした食感と甘酸っぱさがあるりんごは、犬も美味しく食べられます。

りんごには、腸内環境を整えるペクチンや疲労回復に役立つクエン酸が豊富に含まれています。注意として、犬にとって有害な成分が含まれているりんごの「種と芯」はきれいに取り除くようにしてください。

丸ごと与えると喉に詰まる危険があるので、食べさせ方にも配慮をしましょう。梨も犬が食べても大丈夫な食材ですが、食べすぎるとお腹を下すことがあるので与える量にご注意ください。

秋の味覚を与えるときの適正量と注意点

ピクニックをする犬

美味しい秋の味覚を与える際には、普段の食事やおやつの量とのバランスや、安全に食べられる与え方などに注意をしましょう。また、秋の散歩中に発見しやすい注意したい食材についても解説します。

1日の適正量を守る

秋の味覚を与える際には、愛犬が1日に必要とする食事量の10%程度に抑えるようにしましょう。「犬が欲しがるから」と言って与えすぎてしまうと肥満などのリスクが高まります。

また、初めて与える際にはアレルギーの有無を確認するため、スプーンの半杯程度から与えて、下痢や嘔吐、皮膚のかゆみなどの異変がないか経過観察をしてください。

小さくカットをする

カットフルーツと犬

犬は食べ物をよく噛まずに丸飲みする傾向があります。与える際には小さくカットをして、喉詰まりや消化不良を防ぐことが大切です。

カットをする以外にも、すり下ろしたりペースト状にするのもおすすめです。味付けは一切行わずに、食材そのものを与えるようにしましょう。

ぶどう類はNG

秋に食べたくなる「ぶどう」は、犬に与えてはいけない危険な食材です。「マスカット」や「レーズン」も中毒食材であることを覚えましょう。

誤って犬が口にすると、少量であっても腎不全を引き起こし、最悪の場合は命を落とす危険もあります。家族で食べる際には床に落としたりせずに、愛犬の手の届かない場所に管理をしてください。

散歩中に落ちている銀杏に注意

イチョウとトイ・プードル

散歩道に銀杏並木がある場合は、落ちている「銀杏」に注意しなければなりません。銀杏には犬が食べると中毒を起こす物質が含まれており、外皮に触れるだけでも皮膚炎を起こすことがあります。

秋に生える野生のきのこも有毒のものが含まれているので、愛犬のリードをしっかり調整をして、安全確認をしながら歩くようにしましょう。

まとめ

秋のピクニック

暑い夏が終わって食欲も安定する秋は、愛犬と一緒に食事も楽しみたい季節です。秋の味覚を味わう際には、人間も犬も食べ過ぎに注意したいですね。

また、秋の散歩に出かける際にも、銀杏やきのこを口にしないよう気をつけてください。正しい知識を持って、美味しくて楽しい秋をぜひ満喫しましょう。

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