ウンチは健康のバロメータ!毎日のチェックポイント

頻度・量
健康な成犬のウンチの回数は1日に1〜3回程度と言われています。もちろんこれには個体差があるので、愛犬のいつものウンチの回数と比較して考えることが大切です。いつもと比べて頻度や量があまりに少ない場合や、あまりに多すぎる場合には何らかの不調を疑いましょう。
硬さ
ウンチの硬さは正常量の水分をしっかり摂取できているかに左右されます。硬すぎるウンチは水分不足の可能性が高く、逆に柔らかすぎるウンチは水分過多の可能性があります。また下痢や柔らかすぎるウンチが続くと大量の水分が体内から失われてしまいます。
色と形
ウンチの色や形も重要なチェックポイントです。健康なウンチは茶色、形は硬さにも大きく影響されますが、バナナ状やコロコロとしていたりさまざまです。危険な形のウンチについては後ほど紹介します。
付着物
ウンチに何かがくっ付いていたり、異物が混ざっていないかどうかはわかりやすい確認ポイントでしょう。おかしいと思ったらそのまま採取して動物病院に持っていくことをオススメします。
要注意!犬が病気になっているときの危険なウンチ

下痢
下痢はさまざまな要因によって起こります。食べものの影響を受けて一時的に下痢になる分には大きな心配は不要ですが、下痢を何度も繰り返す場合は要注意です。下痢を繰り返すと脱水状態に陥るだけでなく体力も奪われます。動物病院を受診して原因をはっきりさせる必要があります。
赤いウンチ
赤いウンチ、いわゆる『血便』は見た目ですぐに「おかしい」と思えるウンチの1つです。赤い血便は主に大腸など、消化器官でも肛門に近い部位に異常がある可能性が高いと考えられます。
黒いウンチ
一方でわかりにくいのが黒い『血便』です。黒いウンチは一般に『タール状』と表現されますが、このような場合では胃や小腸といった消化器官に腫瘍や炎症が起きている疑いがあります。
異物が混ざったウンチ
ウンチに混ざった異物で多いのが寄生虫です。代表的なものでは白い糸のように細長い回虫、米粒のような瓜実条虫(いわゆるサナダムシ)などが挙げられます。見つけるとまず「気持ち悪い!」と感じると思いますが、できればそのまま採取して動物病院で検査を受けましょう。
またウンチにゼリー状のものがくっついていることもあります。これは腸の表面についている粘膜が剥がれてウンチと一緒に出てきているもので、腸に何らかの不調がある場合に起こります。
平べったいウンチ
ぺたんと平べったいウンチが続く場合、消化器官内に腫瘍ができていてウンチの通り道を狭めている可能性があります。放置していると重症化する恐れもあるので、速やかに獣医師の指示を仰ぎましょう。
まとめ

犬は体に不調があっても言葉で訴えることができません。飼い主さんが日々の意識を高く持つことで、愛犬の病気を早期発見できる確率が上がります。ウンチをピックアップする際、いつもと違う点がないか、少しだけ注意を向けてみましょう。



