ペロペロが止まらない!犬が自分の前足を舐める心理

ゴミや汚れを落としたい
お散歩から帰ってきた後などに犬が前足を舐めているのは、お散歩で汚れた足を気にしている可能性が高いでしょう。取れていない泥や砂を舐めとっていたり、足の指の間に挟まってしまったゴミを取ろうとしたりしているのです。
「足はしっかり洗ったはずだけど?」という場合は、拭き取りきれていない水分を拭おうとしていたり、シャンプーの残り香が気になっているのかもしれません。
リラックスしたい
お腹いっぱいにごはんを食べた後や、たくさん運動をして疲れた後に足をペロペロとしているのは身も心も満足していてリラックスしているサインです。私たちが寝る前にお風呂に入ってパジャマに着替え、身支度を整えるように、犬も自分の体をキレイにして本格的なリラックス体制に入ろうとしているのです。
怪我や違和感がある
犬がしつこく前足を舐めている場合、足に怪我をしていたり違和感を抱いている可能性があるので要注意です。足に多いトラブルが指の間の皮膚が炎症を起こしてしまう指間炎ですが、気にして舐めすぎてしまうことで悪化を招いてしまうこともあります。
あまりに前足を気にしているようなそぶりがある場合は、足の皮膚が赤くなっていたり何かが刺さっていたりなどの異常がないかをまず確認しましょう。
ストレスを感じている
怪我もしていないのに犬が前足をしつこく舐め続けるのは、ストレスによるものである場合がほとんどです。
犬には強い不安や緊張を感じたとき、自分や相手を落ち着かせるためにとる『カーミングシグナル』という特有のストレスサインがあります。前足を舐めるというのはその典型的な行動です。
前足を舐めるのをやめさせるには

治療を受ける
怪我や炎症が気になって舐め続けてしまう場合には、適切な治療を受けることが第一です。
舐めるという行為は自然界においては傷を治す方法に当たりますが、舐めすぎることで逆に炎症を悪化させたり、むしろ舐めていることで炎症を引き起こしてしまうこともあります。薬などを使用した適切な治療で痛みや違和感を取り除いてあげましょう。
ストレスの原因を取り除く
カーミングシグナルとしてのペロペロ行動が続く場合は、まず犬が何に対してストレスを感じているのかを明らかにすることから始めましょう。
そのうえでストレスの原因が飼い主さんの力で取り除いたり遠ざけたりすることができるものであるなら、早急に対応すべきです。天変地異や必要なケアなど、我慢してもらうしかないものの場合には、何かストレスを和らげられるような対策を考えなければなりません。
おやつやおもちゃで気を引く
一時的にどうしてもペロペロをやめさせたいというときは、犬が足から興味を逸せるような魅力的なものを与えるのが効果的です。おやつやおもちゃに夢中になっていれば、その間だけでも足を舐めることを忘れられます。長持ちするものであるに越したことはありません。
エリザベスカラーを使う
物理的にやめさせる場合には、原始的ではありますがエリザベスカラーの使用が一番です。最近は円錐形のいわゆるカラーだけでなく、ドーナツ型のものなど、見た目も可愛かったり犬にとっても負担が少なかったりするものが市販されています。愛犬に合ったものを選べると良いでしょう。
まとめ

犬が自分の前足を舐める行為自体はごく自然なもので、習慣的なものや短時間のものであれば無理にやめさせるほど神経質になる必要はありません。
ベッドやシーツがぐっしょりになるほど舐めてしまったり、舐めながら体全体が回ってしまうほど夢中になってしまう場合には問題が隠れている可能性が高いので、適切な対応を取りましょう。



