犬が死ぬかもしれない「散歩の仕方」5選

1.夏のアスファルトと熱中症
夏の散歩で特に気をつけたいのが、熱くなったアスファルトによる肉球のやけどと熱中症です。気温がそれほど高くなくても、太陽の光を浴びた道路の表面は想像以上に高温になっています。
犬は人間よりも地面に近い位置を歩くため、照り返しの熱を強く受けてしまいます。日中の散歩は避け、必ず早朝や夜の涼しい時間帯を選びましょう。また、歩く前に飼い主が手で地面を触って、熱くないか確認する習慣をつけることが大切です。
2.リードの強い引っ張り
散歩中に愛犬が前へ前へと強く引っ張る癖がある場合、首輪に大きな負担がかかっている可能性があります。首が強く締め付けられると、気管が圧迫されて呼吸が苦しくなったり、気管や首周辺の神経・骨を傷つけたりする原因になることも。
特に小型犬は気管が弱いことが多いため注意が必要です。首への負担を減らすために、体全体で支えられるハーネスに切り替えることをおすすめします。引っ張りぐせをやさしく直していくトレーニングも合わせて行いましょう。
3.散歩中の誤飲と拾い食い
外には、犬にとって危険なものがたくさん落ちています。タバコの吸い殻やプラスチック片、尖った骨などはもちろん、道端の草にかけられた除草剤なども命に関わる大きな危険です。
散歩中は愛犬の表情や動きをよく見て、地面の臭いを嗅ぎすぎていないか常に気を配りましょう。万が一、危険なものを口に入れそうになったときは、無理に引っ張ると慌てて丸呑みしてしまう恐れがあります。「ちょうだい」のコマンドを教えたり、より魅力的なおやつと交換して気をそらすなど、日頃から安全に口から離させる練習をしておきましょう。
4.水分不足と無理な距離
犬は人間のように全身で汗をかいて体温を調節することができません。そのため、暑い時期や長い距離を歩いた後は、すぐに体温が上がって熱中症になりやすいです。
散歩の途中で水分をとらせないままでいると、あっという間に脱水症状を引き起こしてしまいます。愛犬が疲れている様子を見せたら無理に歩かせず、日陰で休憩させながら、こまめに水を与えることが命を守るためにとても重要です。
5.周りの環境への不注意
散歩コースには、自動車や自転車の飛び出し、他の犬や猫との思わぬ遭遇など、さまざまな危険が潜んでいます。飼い主がスマートフォンを見ながら歩いたり、周囲への注意が散漫になったりしていると、事故やトラブルを未然に防ぐことができません。
もしものときにすぐ愛犬を制御できるように、リードはしっかりと持ち、周りの様子に気を配りながら安全な道を歩くようにしましょう。
危険な行動を見直すための対策

愛犬との散歩で安全を確保するためには、毎日の習慣や道具を少しずつ見直すことが大切です。まずは散歩に行く時間帯を見直し、日差しの強い時間を避けてアスファルトが冷めている時間帯に出かけましょう。
コースも、熱いコンクリートではなく土の道や日陰の多い道を選ぶことで、肉球への負担を大きく減らすことができます。また、首輪から体に優しいハーネスへ変えることや、こまめに水分補給ができるグッズを持ち歩くことも非常に効果的です。
日頃から愛犬の様子をよく観察し、無理のない安全な環境を整えてあげましょう。
まとめ

毎日の何気ない散歩の仕方に、愛犬の命に関わる危険が隠れていることがあります。
大切な愛犬が辛い思いをしないように、私たちが工夫や対策を徹底していくことが大切です。
今回紹介したポイントを参考に、いつもの散歩のルールをもう一度見直して、愛犬と安全で楽しい時間を過ごしましょうね。



