第5位:ポメラニアン

2021年以来5年ぶりにトップ5にランクイン
ポメラニアンは長らく6位の座をキープしてトップ5に一歩届かない状態が続いていましたが、今年は5年ぶりの5位に返り咲きました。代わりに昨年4位だった柴(豆柴含む)が6位にランクダウンしています。
お座敷犬御三家の人気は健在
ポメラニアンといえば、高度経済成長期に人気を誇った御三家の1つでした。同じく御三家だったマルチーズは9位、ヨークシャー・テリアはトップ10圏外の11位となっていますが、ポメラニアンの人気は今なお突出しています。ふわふわで愛らしい見た目と人懐っこい性格が人気の理由かもしれません。
骨折と無駄吠え対策に注意
ポメラニアンを飼ううえでまず注意したいのが骨折です。華奢な見た目の通り、ポメラニアンの骨は細く骨折のリスクが高いため、ソファやベッドには上らないようにしつけるのがベスト。
またお座敷犬御三家ともてはやされていた頃、その人気低下の原因となったのが「無駄吠え」でした。もちろんポメラニアンは特別吠える犬というわけではありません。ただ警戒心が強いのは確かなので、しっかりしたしつけが必要です。
第4位:ミニチュア・ダックスフンド

4年連続の5位から1ランクアップ
ミニチュア・ダックスフンドはポメラニアンと同様、4年連続で5位をキープしていましたが順位を1つ上げて4位にランクインしました。また今年の特徴として、ミニチュア・ダックスフンドより更に小さい種のカニーンヘン・ダックスフンドがトップ10圏外から10位に躍り出たことです。ダックスフンド人気が再燃しているのかもしれません。
魅力的な短足胴長
ダックスフンドの魅力はやはり短足胴長の独特なスタイルでしょう。短い足でピョコピョコとお尻を振りながら歩く姿は何とも愛らしいですよね。好奇心旺盛かつ甘えん坊な性格で、家族にべったりくっついてくれるのも嬉しいポイントです。
肥満や腰への負担に注意が必要
ダックスフンドはその特徴的な体格ゆえに、整形外科的な点で注意すべきことが多いことを知っておかなくてはいけません。どの犬種にとっても肥満は健康の大敵ですが、特にダックスフンドの場合は肥満になると腰への負担が大きくかかってしまうため、適正体重を維持することが求められます。また抱っこするときにも腰に負担がかからないよう、横抱きで抱えるように意識する必要があります。
第3位:チワワ

4年連続の3位
実はトップ3にランクインしている犬種は2015年以降10年以上変わっていません。チワワは2位と3位を行ったり来たりしていますが、最近4年間は連続で3位となっています。
豊富なカラーと適度なサイズ感
チワワはうるうるの大きな瞳が魅力的ですが、日本人の生活環境に適したサイズ感が人気に拍車をかけています。被毛の長さはロングコートとスムースコートの2種類あり、被毛のカラーは10種類以上とバリエーション豊富です。
寒さへの対策を忘れずに
あまり知られていませんが、チワワは中南米のメキシコ原産の犬種です。温暖な地域原産であるうえに小さな体であることから、寒さへの適性は非常に低いと覚えておきましょう。日本の冬の過酷な寒さは命取りになってしまうこともあるため、暖房を活用したり洋服を着せるなどして、しっかり寒さ対策をとることが必要不可欠です。
第2位:トイ・プードル

昨年に引き続きの2位
トイ・プードルはかつて15年連続でトップを維持していましたが、昨年、ついに1位の座を明け渡しました。今年も1位と2位の順位は変わらずですが、全体に占める割合としては昨年よりも差をつけられる結果となっています。
可愛く賢くお手入れも優等生
トイ・プードルの魅力はぬいぐるみのような見た目だけではありません。実はボーダー・コリーに次ぐと言われるほど知能指数が高くトレーニングの飲み込みも早いうえ、シングルコートで抜け毛も少ないためお手入れの手間もかからない優等生犬なのです。
賢いゆえに関係性作りが大事
初心者ほど、賢い犬はしつけがしやすいと誤解しがちです。実際のところ、犬が賢ければ賢いほど飼い主側の資質が問われます。飼い主さんがしっかりリーダーシップをとって信頼関係を築かないと、賢さゆえに犬に「ナメられる」状態になってしまうからです。最初期にしっかり信頼関係を形成することが欠かせません。
第1位:MIX犬(体重10kg未満)

2年連続の1位でシェア拡大
2年連続で首位を獲得したのはMIX犬(体重10kg未満)でした。MIX犬は毎年じわじわと順位を上げて昨年初めて1位となり、今年はさらにシェアを伸ばす結果となりました。MIX犬人気がここからいつまで続くのか、今後も目が離せません。
唯一無二の個性が人気
今やペットショップに行くと、さまざまな種類のMIX犬が並んでいます。代表的なものでは「マルプー」「チワックス」などが人気ですが、同じ犬種の掛け合わせでもカラーや体の特徴は異なります。多様性が叫ばれる時代、唯一無二の個性を持ったMIX犬に人気が集まるのも納得かもしれません。
遺伝性の病気とマニュアルのない対応に覚悟を
かつてのいわゆる『雑種犬』は異なる犬種の血が交配されることで体が丈夫だと言われていましたが、MIX犬は少し事情が異なります。意図的な交配が行われた結果、両親双方の遺伝的に悪い部分を受け継いでしまうことがあるため注意が必要です。
またMIX犬は唯一無二が魅力ですが、唯一無二ゆえに「この犬種はこう」というマニュアルがありません。体がどのくらい大きくなるか、健康上にどんなリスクがあるか、傾向や統計がわからないため、予想や期待が外れることがあったり、手探りで対応しなければいけない点があることも覚悟しておくべきでしょう。
まとめ

今回のランキングはアニコム損害保険株式会社が発表したものからご紹介しました。
これから犬と暮らしたいと思っている人は犬種選びの参考に、すでに愛犬と暮らしているという人はランキングを確認して家族や犬友との話題にしてみるのも楽しいですよ。



