犬が急に甘えてくる理由

あまり飼い主に甘えることのない犬が急に甘えてきたら、飼い主は嬉しい反面、どうしたのかな?と心配にもなるのではないでしょうか。
愛犬の何気ない小さな変化にも気づくことができるのは、日々、愛犬の様子をよく観察しているからですよね。とても大切なことだと思います。
犬は言葉で気持ちを表現することができない分、仕草や行動にあらわれます。急に甘えてくるのも、愛犬からのサインなのです。
1.不安感がある
犬が急に甘えてくるのは、不安感があるからです。
動物病院の待合室では、飼い主の膝の上に座り、べったりとくっついて離れないことがあります。診察室でも診察台には乗りたがらず、飼い主から離れられないことがあります。
お家の中では、雨や風の音が怖いとき、雷の光や音や振動が怖いとき、飼い主に甘えて抱っこされたがることがあります。
来客があるとき、飼い主の膝の上から離れず、「かわいいね」と声をかけてもらうことがあるかもしれませんが、飼い主への愛情アピールではなく、不安や緊張によるストレスが強いからです。
飼い主に甘えることで、不安を取り除いたり、安心感を得たり、自分を落ち着かせようとしているのです。
2.体調が優れない

体調が優れないとき、犬が急に甘えてくることがあります。
犬も体に不調があると、不安になるのです。飼い主に甘えることで安心感を得たいのです。飼い主の後をついて回ったり、執拗に抱っこされたがったりすることがあります。
動物であるということを考えると、犬は体調が優れないとき、不調であることを隠そうとします。弱っていることを敵に知られてしまっては、命を狙われやすくなるからです。
しかし、相手が信頼できる飼い主であれば、あえて体調が優れないことをアピールすることで、助けてほしいという気持ちを表現しているのかもしれません。
3.衰えがあるということ
犬が急に甘えてくるのは、衰えがあるということです。
シニア犬になると、急に甘えん坊な性格になってしまうことがあります。「あんなにツンデレな犬だったのに…」と、飼い主も驚きの変化が見られるかもしれません。
高齢になると、目が見えづらくなったり、耳が聞こえづらくなったり、飼い主のニオイや気配も感じにくくなることがあります。
そうすると、不安になりやすいのです。若い頃よりも飼い主の側を離れなくなりますし、抱っこされたがるようにもなります。飼い主に安心感を求めているのです。
愛犬が急に甘えてくるときの注意点

ごはんを食べなかったり、お水を大量に飲んだりすることがあれば、体調が悪いのでしょう。すぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。
元気な様子であれば、しばらく様子を見てもよいかと思いますが、下痢や嘔吐が1回でもあれば、すぐに動物病院へ行くべきであると言えます。
愛犬から甘えられると可愛くて、つい何でも言うことを聞いてしまいたくなるのが飼い主ですよね。
しかし、ごはんのおかわりや、おやつのおねだりをしたいための甘えなのであれば、NO!と断ることが大切です。肥満や病気に直結しやすいため、過剰に与えないようにしましょう。
まとめ

犬が急に甘えてくる理由を3つ解説しました。
- 不安感がある
- 体調が優れない
- 衰えがあるということ
愛犬から急に甘えられると、嬉しい反面、不安や心配にもなりますよね。不安や体調不良が関わっていることもよくあるため、愛犬の一日の様子をよく観察しましょう。
シニア犬である場合には、視覚・聴覚・嗅覚に衰えがある可能性があるため、検査を受けてみましょう。また、認知機能の衰えはないか、認知症は大丈夫なのかも検査を受けてみるのがおすすめです。



