犬に絶対NGな『おやつの与え方』5選 飼い主のタブー行為や一日の適正量まで

犬に絶対NGな『おやつの与え方』5選 飼い主のタブー行為や一日の適正量まで

犬におやつを与えるとき、欲しがるだけ与えていませんか?与え方を間違えると、愛犬の健康を損ねてしまうかもしれません。この記事では、犬に絶対NGなおやつの与え方やタブー行為、1日の適正量を解説します。

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記事の監修

2009年麻布大学獣医学部獣医学科を卒業。
2015年から横浜市内で妻と動物病院を営み、犬、猫、エキゾチックアニマルの診療を行なっています。
2024年現在、犬10頭、猫3頭、多数の爬虫類と暮らしています。
愛犬家、愛猫家として飼い主様に寄り添った診療を心がけています。
内科(循環器、内分泌など)、歯科、産科に力を入れています。

犬のおやつはどれくらい与えていい?1日の量や回数の目安

おやつを女性からもらう犬

「可愛い愛犬が喜んでくれるなら、たくさんおやつをあげたい」そう思ってしまう飼い主さんは多いでしょう。しかし、犬のおやつは主食ではなく、あくまでも補助的な食べ物です。

おやつは基本的に、1日に必要な総カロリーの約10%以内に収めるのが目安とされています。例えば、1日に400kcalが目安の犬ならば、おやつは約40kcalまでが目安です。

また、「犬のおやつは何回まで?」という疑問を持つ方も多いですが、決まった回数はありません。ただし、

  • しつけのご褒美
  • 留守番後のコミュニケーション
  • 知育トイに入れる

など、目的を決めて与えることが大切です。1日に何度も「なんとなく」で与えてしまうと、カロリーオーバーになりやすく、ドッグフードを食べなくなる原因にもなりかねません。

犬に絶対NGな『おやつの与え方』5選

犬におやつを与える

犬におやつを与えるときは、飼い主がきちんと食事管理を意識し、節度をもって与えることが大切です。ここでは、犬に絶対NGな『おやつの与え方』を紹介します。

1.欲しがるたびに与える

愛犬が喜ぶ姿見たさに、欲しがるたびにおやつを与えてしまうのは禁物です。欲しがるだけ与えてしまうと、犬は「おねだりすればもらえる」と学習してしまい、吠えたり前足で催促したりするようになることが多いです。

また、欲しがるだけ与えてしまうと、肥満の原因になり、さまざまな病気を誘発する恐れもあります。おやつはご褒美や知育など、目的を持って与えるようにしましょう。

2.食事の直前に与える

ご飯の前におやつを食べてしまうと、お腹が満たされてドッグフードを食べなくなることがあります。特に食が細い犬は、この習慣が偏食につながることも少なくありません。

健康的な食生活を送ってもらうためにも、食事の前におやつを与える行為は控えましょう。

3.カロリーを考えずに与える

クッキーを食べる犬

小型犬の場合、ジャーキー1本でも意外に高カロリーな商品が多くあります。「少ししかあげていない」と思っていても、実際は必要以上のカロリーを摂取しているケースも珍しくありません。

パッケージに記載されているカロリーや給与量を確認しながら、愛犬の1日の食事量と照らし合わせて調整しましょう。

4.人間のお菓子を与える

人間が食べるクッキーやチョコレート、スナック菓子などを犬に与えるのは避けてください。なぜならば、人間用のお菓子は塩分や糖分、脂質が多く、犬の体には大きな負担になるからです。

また、チョコレートやキシリトール入りのお菓子は、中毒症状を起こす危険があるため絶対に与えてはいけません。

5.手作りおやつだから安全と思い込む

「無添加だから安心」「自分が作ったものだから大丈夫」と考えて、手作りおやつを選ぶ方も増えています。もちろん、手作りおやつには食材を自分で選べるメリットがありますよね!

しかし、知識を持たないで手作りしてしまうと、犬が食べてはいけない食材を使ってしまったり、食べられるけれど健康を損ねるリスクのある食材を使ってしまう危険もあります。

また、味付けしなくても、食材によってはカロリーが高いものもあるため、与えすぎには注意してください。

おやつはいつから与えていい?手作りおやつの注意点

首を傾げる子犬

子犬を迎えたばかりの方は、「おやつはいつから与えていいの?」と悩む方もいるかもしれませんね。

一般的には、離乳が終わり、ドッグフードに慣れてきた段階で、少しずつ与え始めることが多いです。しかし、おやつを与える時期は、体格や成長によって異なります。

子犬のうちは栄養バランスが特に重要なので、おやつを与えすぎるよりも、総合栄養食をしっかり食べることを優先しましょう。おやつはしつけのご褒美などで活用するくらいが、ちょうど良い目安になります。

また、手作りおやつを作る場合は、

  • 味付けをしない
  • 小さく食べやすい大きさにする
  • 初めての食材は少量から試す

といった点を意識すると安心です。

初めての食材を使う場合は食物アレルギーが心配なので、一度に複数の新しい食材を与えないようにしましょう。

まとめ

おやつを見つめる犬

犬にとっておやつは、単なる食べ物ではなく、飼い主との信頼関係を深める大切なコミュニケーションのひとつです。しかし、与え方を間違えると肥満や偏食、健康トラブルの原因になることがあります。

毎日の食事とのバランスを考えながら、愛犬が健康で楽しく過ごせるおやつ時間をつくってあげましょう。

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