犬が突然攻撃的になる理由

普段は穏やかで人懐っこい犬であっても、突然、唸って威嚇したり、咬みつこうとしたり、攻撃的な一面を見せることがあります。
飼い主として不安を感じるかもしれません。犬が攻撃的になることには、必ず何らかの理由があります。
「危険だ」「問題だ」と決めつけるのではなく、愛犬がなぜ攻撃的になってしまうのか、その背景を理解することが大切です。
1.体調不良による防衛反応
犬が突然攻撃的になる理由として、体調不良による防衛反応である可能性を考えることができます。
犬は体の不調を言葉で伝えることができません。触れられたくない部分に触れられたとき、自分自身を守るために攻撃的な行動をしてしまうことがあります。
とくに痛みを感じている場合では、触れようとする飼い主の手を咬んでしまうことがよくあります。
2.縄張り意識が強くなっている
犬が突然攻撃的になる理由として、縄張り意識が強くなっているからである可能性を考えることができます。
犬は本能的に自分の縄張りを守ろうとします。窓から外を眺めているとき、目の前を通る他人や他犬を威嚇するように激しく吠えることがあります。
外で会うと社交的でフレンドリーな犬であっても、自宅で会うと吠えたり咬みつこうとしたり、攻撃的な一面を見せることがあります。
自分の縄張りに飼い主や家族以外の何者かが侵入することを防ぎたいのです。
3.食べ物やおもちゃを守ろうとしている

犬が突然攻撃的になる理由として、食べ物やおもちゃを守ろうとしているからである可能性を考えることができます。
ごはんやおやつを食べている愛犬の目の前を通るだけで威嚇することがあります。手を伸ばそうとすれば、咬みつかれてしまうかもしれません。
おもちゃを引っ張り合って遊ぼうとしたとき、飼い主の手を咬んでしまうことがあります。「奪われたくない」という強い不安から攻撃的になってしまうのです。
4.認知機能の低下による混乱と不安
犬が突然攻撃的になる理由として、認知機能の低下による混乱と不安が原因である可能性を考えることができます。
飼い主が愛犬に触れようとしたとき、認知機能の低下によって、その人が飼い主であるかどうかを上手く判断することができず、恐れて咬んでしまうことがあります。
飼い主は優しく撫でようとしたつもりでも、認知機能の低下によって、「攻撃されるかもしれない」「叩かれるかもしれない」と思い、防衛反応として咬んでしまうことがあります。
犬も高齢になると認知機能が低下します。目もよく見えず、耳もあまり聞こえず、飼い主の気配にも気づけないことがあるのです。
突然攻撃的になる愛犬に飼い主がしてはいけないNG対応

- 怒鳴る
- 叩く
- 蹴る
- ケージに閉じ込める
このような対応は絶対にNGです。恐怖心や警戒心を強める原因になります。攻撃的な行動が悪化することがあります。
「ダメ」「いけない」と、一言だけ声をかけましょう。落ち着かせる必要があるときは、「おすわり」「伏せ」「待て」の指示を出しましょう。
まとめ

犬が突然攻撃的になる理由を4つ解説しました。
- 体調不良による防衛反応
- 縄張り意識が強くなっている
- 食べ物やおもちゃを守ろうとしている
- 認知機能の低下による混乱と不安
愛犬が突然攻撃的になったときは、なぜそのような行動を取ったのか、背景をよく理解することが大切です。
長期的に続く場合には、体調不良や病気の可能性も考え、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
高齢の犬の場合では、慢性的な痛みを感じている可能性、認知機能の低下によるものである可能性があります。どのようなときに攻撃的になるのか、よく観察し、獣医師や専門家に相談しましょう。



