子犬を危険にさらす『絶対NG行為』4つ 飼い主の不注意が重大な事故を引き起こすことも…

子犬を危険にさらす『絶対NG行為』4つ 飼い主の不注意が重大な事故を引き起こすことも…

可愛らしい子犬の健康と安全を守るためには、十分な配慮や対策が必要です。この記事では、子犬を危険にさらす可能性がある行為や注意すべき点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

1.適切にワクチン接種を行わない

注射されている子犬

子犬を飼い始めるとき、特に注意すべきことが「ワクチン接種」です。

犬の場合、狂犬病ワクチンの接種は必須で、様々な病気を防ぐ混合ワクチンの接種は任意でおこなうものとされています。

子犬は免疫力が低く、ウイルスや細菌感染も起こりやすいため、混合ワクチンもきちんと接種することが強く推奨されているため、必ず受けるようにしてください。

十分に成長しておらず免疫も未熟な子犬は、感染症によって重篤な状態に陥りやすく、短期間のうちに死に至ることもめずらしくありません。

成犬になれば年に1回の接種となりますが、子犬の場合は生後6~8週頃から3〜4週の間隔で3回混合ワクチンを接種する必要があります。

さらに、その後数週間おいてから狂犬病ワクチンも接種します。

こうしたワクチン接種のスケジュールを守り、しっかりと免疫を獲得するまでは、感染症にならないようにあまり外に連れ出さないようにしましょう。

ただし、社会性を身につけるという観点からは、他の犬と接触したり他の犬の排泄物に触れたりしないように注意して、抱っこやカートで短時間外に出るといいという考えもあります。

ワクチン接種に関しては様々な考え方がありますが、少なくとも子犬の時期は命を守るためにしっかりと接種するようにしましょう。

2.生活環境を整えないまま自由にさせる

部屋を歩く子犬

子犬を好きなように過ごさせてあげようと思って、飼い始めてすぐに部屋の中を自由にさせる飼い主さんもいます。

しかし、そうした行為には危険が伴うため、十分注意しなければなりません。

子犬は好奇心が旺盛で、気になったものを口に入れて確認したり、何でも噛んで壊して遊んだりする傾向があります。

そのため、床の上をはじめ低いテーブルや棚の上に物を出しっぱなしにしておくと、子犬が誤飲したり怪我をしたりする可能性があるので注意しましょう。

食べものだけでなく、医薬品や電池、たばこ、靴下、電源コードなど、一見口にしそうにないようなものも子犬にとっては興味を引く対象になってしまいます。

子犬を自由に過ごさせてあげたいと思うのであれば、部屋の中を片づけたり柵を利用して場所を制限したりして、安全対策をしっかりとおこないましょう。

3.室温管理を怠る

毛布をかぶる犬

子犬を室内で育てるとき、温度や湿度にも気を配る必要があります。

元々犬は特定の犬種を除いて暑さに弱く寒さに強い傾向がありますが、子犬の場合は寒さが体に悪影響を及ぼすこともめずらしくないので注意しましょう。

子犬の体は成長段階にあり、体温調整機能が未熟なだけでなく、保温性の高い下毛も十分に生え揃っていません。

そのため、暑さや寒さといった外的要因に影響を受けやすく、すぐに体調を崩してしまうことがあります。

子犬のいる部屋ではエアコンや加湿器などを適切に使い、洋服や毛布も活用しながら快適な環境を作ってあげましょう。

4.過度に運動をさせる

並んで走る2頭の犬

子犬は元気いっぱいで好奇心も旺盛なので、動き回ったり遊んだりすることがとても好きです。

そんな子犬と遊んでいると飼い主さんも楽しく、つい遊び過ぎてしまうこともあるかもしれません。

しかし、子犬は自分の体力をまだ理解できておらず、自ら休息を取るということをあまりしないと思います。

そのため、少し前まで遊んでいたと思ったら、一瞬のうちに眠りに落ちてしまうということも多くあります。

犬の気持ちのままに遊ばせるのではなく、決して無理をさせないように飼い主さんがしっかりとコントロールしてあげてください。

また、子犬は筋肉や骨も成長段階のため、ジャンプや急な動きで体にダメージを受けてしまうことがあります。

ちょっとしたことで骨折や脱臼をしてしまうこともあるので、子犬のうちはあまり激しい運動をさせすぎないように気をつけましょう。

まとめ

ぬいぐるみと子犬

可愛らしい子犬の時期は、身体的に未熟なだけでなく家庭での生活にも不慣れなため、様々なトラブルが起こりがちです。

成犬に比べて、ちょっとしたことでも重大なトラブルに発展したり、怪我や病気が命を脅かしたりすることも少なくありません。

子犬が安心できる環境で健やかに成長していけるように、しっかりとした知識を持ち、十分な配慮と対策をしながら見守っていってあげましょう。

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