犬が飼い主の近くで寝る心理

枕元は大好きの証
飼い主さんの枕元や頭の上で眠るのは、飼い主さんのことを強く信頼していて「大好き!」という気持ちが溢れ出ている行動です。飼い主さんの顔になるべく近いところで寝ることで、飼い主さんの息遣いや匂いを強く感じたいという心理の表れでしょう。
ただ、場合によっては枕元の環境や寝心地が良いのでそこを選んでいるだけということもあるため、期待しすぎには注意しましょう。
体の上は甘えたい
後から来た愛犬が、寝ている飼い主さんの体の上にのっしりと乗ってくるというのもあるあるかもしれません。愛犬が足の間に入り込んできたり、体に顎を乗せてきたりして寝返りが打てなくなってしまったという経験がある人も少なくないでしょう。
このように体をピッタリ密着させてくるのは、飼い主さんに甘えたいという気持ちがあるからです。飼い主さんの体温を感じて安心して眠りたいのです。
足元は適度な安心感を求めるサイン
犬が足元で眠る主な理由は、飼い主の存在による安心感を得つつも、寝返りなどの動きに巻き込まれにくく、何かあったときに咄嗟に動きやすい安全なスペースを確保するためです。
かつて主流だった「リーダーを外敵から守るためのオオカミの習性」という説は、現代の動物行動学において科学的根拠が乏しいとされています。
腕枕や布団の中は分離不安ぎみ?
飼い主さんの腕枕を好んだり、飼い主さんと同じ布団の中に潜り込んでくるという子もいるでしょう。
冬場の寒い時期であれば単純に暖を取りたいという可能性が高いですが、そうでない時期にもやたらと密着を求める場合、やや分離不安の兆候があるかもしれません。飼い主さんとの距離感が近すぎて依存傾向に陥っている可能性があるので注意が必要です。
犬と一緒に眠るときの注意点

実は犬と一緒に眠ることには衛生面や健康面の不安から賛否両論があります。最終的にどうするかは飼い主さんの判断ですが、一緒に眠る場合には注意すべきポイントを守りましょう。
こまめに寝具を洗濯する
犬と一緒に寝る場合、人間だけで寝るよりも寝具が汚れます。犬は被毛が抜けますし、グルーミングで自分の体を舐めるためシーツに唾液が染み込みやすいからです。見た目ではさほど汚れていないように見えても、こまめにシーツや布団を洗濯するよう心がけましょう。
ダニ対策をとる
寝具に犬の被毛や唾液が付くとダニが繁殖する温床になりますし、犬がダニを持ち込んでしまう可能性もゼロではありません。ダニを集めるパッドを敷いたり、こまめに布団乾燥を行うなどしてダニ対策を綿密に行うべきです。
寝相に気を付ける
犬と一緒に寝る際に気をつけるべきなのが寝相です。寝返りを打ったタイミングで犬を叩いたり蹴ったりしてしまうと、怪我までは至らなかったとしても犬を驚かせてしまいます。
また逆に犬に気を遣いすぎて飼い主さんが窮屈な寝相で寝ていると、睡眠不足に陥ったり体を痛める恐れもあります。お互いに快適に眠れるように折り合いをつけないといけません。
まとめ

犬の眠る位置によってさまざまな心理が推測されますが、犬によってはその日の気分で眠る場所を変えたりもするので、今回ご紹介したことが全てではありません。
いずれにしても犬が自分の近くで無防備に寝てくれるということ自体が贅沢で幸せなことには違いないはず。幸せな時間に感謝しながら犬も人間も安眠できると最高ですね。



