犬の前で鳴らしてはいけない『音』5選 愛犬に恐怖を与えてしまう絶対NG行為とは?

犬の前で鳴らしてはいけない『音』5選 愛犬に恐怖を与えてしまう絶対NG行為とは?

犬は音に敏感ゆえ、ある特定の音を聞いて怖がったりパニックに陥ったりすることがありますよね。この記事では、犬がどんな音に恐怖を感じやすいのか、また音を怖がる愛犬に恐怖を与えてしまうNG行為などがわかります。ぜひチェックしてください!

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬の前で鳴らしてはいけない『音』5選

足の間で怯える犬

犬は聴覚に優れているがゆえに音に敏感に反応しやすい動物です。苦手な音を聞くと、怖がったりパニックを起こしたりする犬も多いでしょう。では、どのような音が犬に恐怖心を与えてしまうのでしょうか。

1.雷

犬は自然界にない音に不安や恐怖を感じやすいと言われています。しかし、自然界にある音の中でも、突発的な地響きのような音を出す『雷』には、怖がる犬が多いです。

これは、犬が苦手とする「突発的な大きな音」に加えて、空気が振動するような不快感も伴うことが原因です。そのため、雷が鳴るとゾワっとした不快感に襲われ、パニックになる犬が多くいます。

2.花火や爆竹

「犬を花火大会に連れて行かないで」「犬の近くで爆竹を鳴らさないで」という注意喚起をよく耳にします。これは、花火や爆竹などの“突発的な大きい破裂音”が犬は苦手だからです。

犬は突然の事態にひどく不安や恐怖を感じやすい動物です。特に、音は恐怖心を煽りやすく、花火や爆竹といった自然界にない突発的な大きい音は、犬に「危険だ」と警戒心を煽りやすい傾向にあります。

3.サイレン音や警報音

消防車や救急車のサイレン音、あるいは踏切の警報音を聞いたとき、愛犬がビクッと驚いたような様子を見せたことはありませんか。サイレン音や警報音は、自然界にないだけでなく、生き物に恐怖心や警戒心を与えるように音が作られています。

そのため、犬はサイレン音や警報音を聞くと、本能的に「危険だ」「逃げないと」と感じ、パニックに陥りやすいのです。

4.工事音や金属音

人間でも工事音や金属音に苦手意識を持つ人はいます。聴覚が優れていて、警戒心の強い犬ならば尚更です。自然界では絶対に聞こえてこない人工的で、大きな音は、犬たちを本能的に警戒させてしまいます。

5.バイクや飛行機の騒音

バイクの轟音や飛行機が近くを飛んでいく大きな音にも恐怖を覚える犬が多くいます。特に、聴覚の優れている犬たちは、私たち人間よりも大きな音として聞こえている可能性が高く、より恐怖心や不快感を植え付ける音として聞こえています。

特に、バイクは近くを走るため、その轟音にびっくりしてパニックになる犬は少なくありません。なるべく散歩は、交通量の少ない道を選ぶと安心です。

犬が音を怖がっているときのサイン

伏せて見上げる犬

犬が音を怖がっているとき、どのような行動を見せるのでしょうか。犬が音を怖がっているときのサインは以下の通りです。

  • 体をブルブル震わせる
  • ものの陰に隠れる
  • ハアハアと呼吸が荒くなる
  • 過剰に吠える
  • しっぽを丸めて足の間にしまいこむ
  • 瞳孔が開く

もしも犬が苦手な音が聞こえてきたときに、愛犬が上記のようなサインを見せている場合は、音に怖がっていたり、ストレスを感じているサインです。正しい対応で不安を和らげてあげましょう。

音を怖がる愛犬に恐怖を与えてしまうNG行為は?

怯える犬

愛犬が音を怖がっているとき、飼い主が間違った対応をしてしまうと、より恐怖やストレスを与える原因になってしまいます。

  • 恐怖でパニックに陥る愛犬に「ダメ!」と怒鳴る
  • 無理やり抱っこしたり撫でたりする
  • 隠れている愛犬をその場から引きずり出す
  • 音に慣れさせようと無理やりその場に留まらせる
  • 飼い主が愛犬と一緒にパニックになる

上記の行動は、愛犬により恐怖やストレスを与えかねません。特に、怯えている愛犬を見て、つい撫でたり抱っこしたりしがちですが、愛犬の方から求めていないときは、極力静かに見守るに徹してください。突然触れてしまうと、余計にパニックを増長させてしまいます。

特定の『音』を怖がる犬への正しい対処法

キャリーケースの中で休む犬

愛犬が特定の音を怖がり、毎回強いストレスを感じている様子を見せたり、パニックに陥ったりしている様子は、あまりにも心配ですよね。

パニックに陥ったり怯えている様子を見せているときは、まず静かに見守ってください。また、愛犬が安心して過ごせる場所を日頃から準備しておくと、そこに入って落ち着きを取り戻そうとする可能性があります。

他にも苦手な音が判明している場合は、普段から小さいボリュームでその音に慣れさせていきましょう。慣れてきたら、少しずつボリュームを大きくして、いざという時にパニックにならないよう、無理のないペースで慣れさせていきます。

上記の方法で対処することで、少しずつ犬も「この音が聞こえてきても大丈夫だ」「怖がる必要はない」と学習していきます。焦らず、愛犬のペースに寄り添いながら、落ち着いて対処しましょう。

まとめ

男性の上に乗る犬

犬の前で鳴らしてはいけない『音』には、突発的な音や大きな音、自然界にない人工的な音が当てはまります。また、怖がっているときに間違った対応をしてしまうと、余計に強いストレスや不安につながってしまうことも。紹介した正しい接し方と日頃の改善策を参考に、愛犬が少しずつ音に慣れるようサポートしていきましょう。

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