犬に『カメラのフラッシュ』危険な理由4つ 愛犬の目に与える悪影響とは?

犬に『カメラのフラッシュ』危険な理由4つ 愛犬の目に与える悪影響とは?

『犬にカメラのフラッシュが危険な理由』についてまとめました。カメラのフラッシュは、犬の目ばかりではなく、心にも悪影響を及ぼすことがあります。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬にカメラのフラッシュが危険な理由

スマホ画面、犬の横顔

カメラやスマートフォンのフラッシュ機能は便利である一方で、使い方によっては、犬に悪影響を与えてしまうことがあります。

フラッシュそのものが犬にとって危険なものであるということではなく、使い方によっては、強い刺激やストレスの原因になることがあるということです。

愛犬が少しでもフラッシュを嫌がる様子を見せることがあるときは、無理に使用しない方がよいと言えるでしょう。

1.犬の目は人間よりも光による刺激に敏感である

ブルテリアを撮る

犬にカメラのフラッシュが危険な理由は、犬の目は人間よりも光による刺激に敏感であるからです。

犬の網膜にはタペタムと呼ばれる反射層があり、小さな光も取り込むことができます。フラッシュのような大きく強い光であると、人間が感じる以上に強烈な刺激として感じられるのではないかと考えることができます。

人間である私たちがカメラやスマートフォンのフラッシュを浴びたときにも目が眩むような強い刺激を受けますよね。犬はその何十倍も何百倍も、もしかしたらそれ以上の影響を受けているかもしれません。

2.一時的な視覚障害を負うリスクがある

犬にカメラのフラッシュが危険な理由は、一時的な視覚障害を負うリスクがあるからです。

人間である私たちがカメラやスマートフォンのフラッシュを浴びたとき、しばらく視界が白くぼやけたような状態になることがあります。

もしも犬の目にも同じ状態が起きたとき、驚いた犬がパニックを起こしてしまうことがあるかもしれません。

一時的な視覚障害ではありますが、人間のように「フラッシュの影響だからしばらくすれば良くなるだろう」という概念が犬にはありません。混乱や恐怖に直結するでしょう。

また、高齢の犬である場合や目に疾患を持つ犬である場合では、フラッシュによる視覚障害がより大きく影響することも考えられます。

3.防衛本能から攻撃的になることがある

威嚇する犬

犬にカメラのフラッシュが危険な理由は、防衛本能から攻撃的になることがあるためです。

フラッシュは突然光ります。犬にとっては予測することのできない刺激です。恐怖を感じた犬が、防衛本能から攻撃的になり、飼い主を攻撃する恐れがあります。

フラッシュによる恐怖体験が記憶されてしまった場合では、カメラやスマートフォンを威嚇するようになったり、カメラやスマートフォンを持つ人を威嚇するようになったりすることもあるでしょう。

強い刺激や恐怖心によってパニックを起こしてしまったとき、飼い主ではコントロールすることが難しい場合もあるでしょう。

4.目の病気を悪化させてしまうことがある

犬にカメラのフラッシュが危険な理由は、目の病気を悪化させてしまうことがあるためです。

犬の目への直接的なダメージは限定的なものであると言えますが、白内障や角膜トラブルなどの目の病気を抱えている犬である場合では、フラッシュによる強い刺激が悪化を招く恐れがあります。

愛犬が目に病気を抱えている場合には、カメラやスマートフォンのフラッシュを使った撮影がどのような影響やリスクを与える可能性があるのか、フラッシュを使った撮影をしてもよいのか、かかりつけの獣医師にも相談しましょう。

まとめ

カメラに手を乗せる子犬

フラッシュが犬の目に与える影響ばかりを考えてしまいますが、フラッシュによる強い光が刺激となり、恐怖心やストレスを与える可能性があります。

犬の心にも影響があるかもしれないということを考えなければなりません。

フラッシュを使う必要のない昼間に撮影するようにしましょう。フラッシュを使用するよりも自然光を使って撮影したときの方が、愛犬をより美しく可愛く写すことができるでしょう。

はてな
LINE
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。