犬を『甘やかしすぎる』と起こる危険なこと6選 問題行動の原因となることも…

犬を『甘やかしすぎる』と起こる危険なこと6選 問題行動の原因となることも…

犬を甘やかしすぎると問題行動の原因となることも…。本記事では、犬を『甘やかしすぎる』と起こる危険なことをまとめました。この記事を読むことで、甘やかしすぎるとどんなリスクが懸念されるのか知ることができます。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬を『甘やかしすぎる』と起こる危険なこと6選

女性に背を向ける犬

愛犬可愛さに甘やかしすぎると、さまざまな問題が発生します。ここでは、犬を甘やかしすぎると起こる危険なことを見ていきましょう。飼い主にとっても犬にとっても悪影響なので、早めに改善してください。

1.肥満などの生活習慣病を患う

「運動したくない」「もっと美味しいご飯が食べたい」など、愛犬のわがままに応え続けていると、肥満などの生活習慣病を患う恐れがあります。

生活習慣病は、さまざまな病気を併発するリスクが潜んでいます。内臓疾患やヘルニアなど、その後に他の病気を続々と発症する危険が高まるので、わがままに応え続けずに、健康管理を徹底しましょう。

2.問題行動がエスカレートする

吠えかかる犬

犬を甘やかしすぎると、無駄吠えや噛み癖、飛びつき癖などの問題行動がエスカレートする危険があります。

「叱るのはかわいそう」と考える人がいますが、これは逆です。甘やかしすぎた結果、問題行動を起こしてトラブルに発展してしまうと、今後の行動が制限されたり、最悪の場合、飼い主の手に負えなくなる恐れもあります。

3.栄養バランスが崩れて体調が悪化する

愛犬が「欲しい」とおねだりするままにご飯を与えすぎたり、犬用フードではなく人間が食べるものを与えていませんか。ドッグフード以外の食べ物を与えすぎてしまうと、栄養バランスが崩れて健康を損ねる恐れがあります。

栄養を過剰摂取したり不足したりすることで、免疫力低下や肥満、疾患の発症などにつながる危険もあります。食事は規定量のドッグフードを主軸に、そのほかはトッピングやご褒美程度に与えましょう。

4.飼い主の指示を聞かなくなる

愛犬可愛さに甘やかしすぎてしまうと、次第に飼い主の指示を聞かなくてもいいと思うようになり、飼い主のコントロールが効かなくなってしまいます。

すると、お世話やしつけの面で問題が生じ、健康的な生活を送ることが難しくなったり、問題行動によって犬自身が怪我や事故に遭ってしまうリスクも懸念されます。

5.分離不安による自傷行為

前足を舐める犬

「ひとりにするのはかわいそう」と四六時中、一緒に過ごす生活を続けていると、犬たちは飼い主が隣にいる状況が当たり前になってしまいます。

すると、いざお留守番するときに強いストレスを感じるようになり、分離不安を発症することも。分離不安がエスカレートすると、体を舐め続けたり噛み続けたりといった自傷行為に走ることもあるので気をつけてください。

6.他の人や犬に対して攻撃的になる

愛犬を甘やかしすぎた結果、飼い主に対する依存心が強まり、飼い主以外の人に強い警戒心を抱くようになることもあります。すると、他の人や犬に対して過剰に怯えるようになったり、攻撃的な態度をとるようになることも。

あまりにも恐怖や不安を感じると、実際に噛みついてしまう犬もいます。相手に大怪我を負わせてしまい、トラブルに発展するケースもあるので、甘やかしすぎは危険です。

愛犬を甘やかしすぎないために意識したいこと

NOを突きつけられる犬

愛犬を甘やかしすぎないために、日頃からどのような意識を持つことが大切なのでしょうか。以下の行動をヒントに、愛犬と接してみてください。

  • 明確なルールを設定して、家族で統一する
  • メリハリをつけて「ダメなことはダメ」を伝え、良いことをしたときは褒める
  • 必要最低限のお手入れやお世話は毅然とした態度で遂行する
  • 常に一緒にいようとせずに適度な距離感(ひとり時間を作るなど)を保つ
  • ドッグフードを主軸に栄養バランスの良い食事管理を徹底する

「叱るのはかわいそう」とためらうお気持ちもわかりますが、犬にとって、飼い主さんが明確で一貫したルールを示してくれる環境は、「どう行動すればよいか」がわかりやすく、「安全で安心できる状態」に繋がります。きちんと明確なルールを設けて、一貫した態度でしつけを進めましょう。

また、犬が自立して穏やかに過ごせる時間は必要です。日頃から在宅中も少しずつひとりでリラックスする時間を設けると、適度な距離感を保ちやすくなります。ただし、すでに強い不安やパニック(分離不安の症状)を見せている場合は無理をさせず、獣医師や専門家に相談しながら進めましょう。

まとめ

お手をする犬

いかがでしたか。犬を甘やかしすぎると、問題行動がエスカレートしたり、飼い主との関係が
歪んでしまうこともあります。正しい信頼関係を築き、愛犬がストレスなく過ごすためにも、甘やかしすぎに気をつけて、毅然とした態度で接することも大切です。

はてな
LINE
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。