犬にとっての最適な『散歩のタイミング』とは?

愛犬との散歩について「ご飯前?後?」「同じ時間に行った方がいい?」そう思ったことはありませんか?毎日行く散歩だからこそ、知っておくべき最適な散歩のタイミングがあります。お伝えするポイントを参考に、散歩の満足度を高めてくださいね。
朝と夕方の1日2回が理想的
どの犬種も散歩は1日2回、朝と夕方が理想的です。時期や天候によって時間が前後してもかまいません。特に夏場は朝は5~7時、夕方は日没後が推奨されます。
犬にとって最も快適で安全に散歩ができる条件は、外気温はもちろん、地面(アスファルト)の温度が低い、直射日光が強すぎない、といったことがあげられます。1日2回の散歩は運動不足解消だけではなく、1日の健康維持とストレス解消に最適です。
「ごはん前」の散歩が基本
犬の散歩は「ごはん前」に行くことをおすすめします。わたしたちにも当てはまりますが、満腹状態では体が重く動きがにぶくなりますし、なにより胃腸に負担をかけてしまいます。
食後すぐの散歩は、胃が拡張しねじれてしまう「胃拡張・胃捻転」を発症してしまう危険性も。大型犬に多い疾患ではありますが、全犬種に発症のリスクは存在します。愛犬の命を守るためにも、散歩は食前に行くようにしましょう。
「ごはん後」は1~2時間空ける
とはいえ、飼い主さんの都合もあるため、食前の散歩が難しい場合もあるでしょう。だからといって散歩自体をキャンセルする必要はありません。食後1~2時間の時間をおいてから連れて行ってください。
胃腸への負担や消化不良を考慮し、前述の「胃拡張・胃捻転」のリスクもできる限り取り除いてあげるためにも、食後の散歩は数時間空けてからにしましょう。
散歩に行く時間はランダムに
犬の散歩はきっちりと固定させる必要はありません。1日2回が理想的と前述しましたが、時間帯の考慮は必要ですが、時間の縛りは不要です。散歩に行く時間が決まっていると、「そろそろ散歩だよ?」とアピールしてきますし、要求吠えなど問題行動につながりやすくなります。
散歩の時間をランダムにすることにより、忙しい日や悪天候にもストレスなく柔軟に対応できるようになってくれます。飼い主さんの生活リズムに合わせて時間帯を調整できることは、大きなメリットでしょう。
年齢や健康状態を考慮する
散歩のタイミングは犬の年齢にも関係します。子犬やシニア犬はあまり長い距離を歩かせずに、1日1~2回で十分です。成犬でも持病がある犬や、体力・筋力が衰えてくるシニア犬も同様です。
一方、活発で動くことが好きな犬は回数を増やしてあげると喜ぶでしょう。その際は散歩に行くタイミングを飼い主さんがしっかり判断する必要があります。
散歩は一日どのくらいの距離を歩くべき?

ここまでは、犬にとっての適切な「散歩のタイミング」をご紹介しました。続いて適切な「散歩の時間」はどのくらいでしょうか?体格別に目安となる時間はご覧の通りです。
- 小型犬は20〜30分(1~2km程度)
- 中型犬は30〜60分(2~4km程度)
- 大型犬は60分前後(4km~程度)
これらは1回の散歩時間の目安ですので、「×2」が1日に推奨される散歩の時間になります。そして案外見落としがちなのが「散歩の質」です。単に長く歩くよりも質を高めると愛犬の満足度も比例して高まります。ぜひ散歩コースは定期的に変えてあげましょう。
まとめ

毎日のルーティンである散歩も、タイミングを間違うと健康トラブルや愛犬の心理的負担を招いてしまう可能性もあります。そして「何分」「何キロ」といった数字は参考にしつつも、愛犬がどんな表情で歩いているか、満足して帰ってこれるかを大切に考えてあげましょう。
散歩は飼い主さんと愛犬がふたりきりになれる最高の時間。工夫を凝らして素敵な散歩ライフを満喫してくださいね。



