犬が誤飲すると『死ぬかもしれないモノ』4選 今すぐに病院へ行くべき危険な症状まで

犬が誤飲すると『死ぬかもしれないモノ』4選 今すぐに病院へ行くべき危険な症状まで

犬は人間のように手で触って確かめる代わりに、舐めて確かめる習性があります。また噛むことを好む本能もあるため、異物を誤飲してしまうリスクが高く多くの事故が報告されています。今回はその中でも特に誤飲すると危険なモノと、その症状について紹介します。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

要注意!犬が誤飲すると死ぬかもしれないモノ

犬にとって危険な食べ物

農薬・除草剤などの化学物質

食用でない化学物質を口にするのが危険であることは想像に難くありません。

人間の場合、それらを故意でなく摂取してしまうことはあまり起こりませんが、犬の場合にはお散歩中に農薬や除草剤のかかった植物を食べてしまう事故が後を絶ちません。

これらを誤って口にしてしまうと中毒を起こし、最悪の場合は死に至る可能性があります。

チョコレートやネギ類など犬にとって有毒な食べ物

もはや言うまでもありませんが、人間にとっては美味しくて栄養満点な食べ物でも犬にとっては有毒な食べ物が多々あります。

代表的なものはチョコレートやネギ類、ブドウ、キシリトールなどです。危険量は食材や犬の体重によっても異なりますが、小型犬であればあるほどわずかな量でも致死量に至ってしまう危険が高いため注意が必要です。

折れた骨や針など尖ったモノ

先が尖った鋭利なものは、誤飲してしまうと喉や内臓を傷つける可能性が高く大変危険です。一説では鶏の骨は犬にとって禁忌とされていますが、その理由も鶏の骨は裂けやすいため体内を傷つける恐れがあるからと考えられています。

針そのものを犬が誤飲してしまうような場所に放置してしまうことは稀ですが、爪楊枝や焼き鳥の串などはより身近かつ犬も魅力を感じやすいので注意すべきでしょう。

紐状のモノ

意外に危険度が高いのが、紐やリボンなどの細長い形状をしたものです。これらのものを飲み込んでしまうと消化管の中で絡まってしまい腸閉塞を起こすだけでなく、腸に絡まり血流障害→壊死→穿孔といった重篤な症状を引き起こします。

すぐ病院へ!誤飲後の危険な症状

動物病院のイメージ

犬が異物を飲み込んでしまった場合、もしくは飲み込んでしまった可能性が高い場合、その時点で動物病院に相談することが最も確実です。ところが誤飲は必ずしも飼い主さんが見ている前で起こるとは限りません。

もし以下のような症状が見られた場合、誤飲の可能性を疑ってすぐに獣医師の指示を仰ぎましょう。

嘔吐・下痢

犬は比較的よく吐く動物ではありますが、急激な嘔吐や激しい下痢を起こした場合、何らかの中毒症状である可能性があります。吐いたり下痢をした後にぐったりしているという場合は特に要注意です。

吐血・血便

嘔吐・下痢でも特に、吐いたものや便に血が混じっているという場合は危険度が高いと考えられます。吐瀉物や便を採取して動物病院に持参できると、原因究明を早める助けになります。

よだれが止まらない

よだれがダラダラと流れて止まらない、ぶくぶくとした泡状のよだれが出ているというのも危険なサインです。呼吸が荒い、口を開けたまま苦しそうにしているといった場合はすぐに動物病院を受診しましょう。

意識消失

意識がなくなって呼びかけにも反応しない、ぐったりしているといった場合はかなり重篤な状態であることが疑われます。一刻を争う可能性も高いと言えます。

まとめ

舌なめずりする犬

注意したいのは、重篤な症状は必ずしも誤飲の直後に現れるわけではないということです。

誤飲したものによっては半日・1日といったタイムラグを経て症状として出現することもあるため、油断してはいけません。

愛犬を誤飲事故から守るためにも、まずは誤飲をしない環境づくりやトレーニングから見直すべきでしょう。

はてな
LINE
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。