犬にストレスを与える状況

1.長時間ひとりでお留守番すること
犬は群れで生活をする動物であり、ひとりきりになる時間が得意ではありません。不安や孤独を感じ、強いストレスになります。
それでもお留守番のない生活を送ることができる犬は少ないものです。ほとんどの犬が毎日お留守番をし、不安や孤独やストレスに慣れてしまいます。
慣れるとはよく言いますが、決してストレスのないお留守番をしているわけではありません。お留守番の時間はなるべく短く、最大でも8時間に抑えましょう。
2.生活環境が急激に変化すること
犬は些細な変化にも敏感です。いつもと同じであることに安心し、いつもと少しでも違うことにストレスを感じます。
生活環境が急激に変化するということは、犬にとんでもなく大きなストレスを与えることがあります。
- 飼い主が結婚して家族が増えた
- 引っ越しをした
- 新しい犬を迎えた
- 赤ちゃんが生まれた
このようなことが挙げられます。
些細な変化にも敏感でストレスを感じてしまう犬の場合では、部屋の模様替えをした、家具を買い替えた、ということも生活環境の急激な変化となり、強いストレスを感じてしまうことがあります。
3.運動不足と刺激のない生活を送ること

外に出て運動をすることができない日が続いたとき、運動不足によって強いストレスを感じます。
室内での遊びや運動を取り入れ、運動不足にならないようにと対策をされているかもしれませんが、犬は外に出て刺激を受けたいと考えています。
外に出ることによって、ニオイを嗅いだり、音や声を聞いたり、お散歩をしながら様々な情報を得て、そこから刺激を受けています。
そうすることによって、ストレスを発散させているからです。
また、同じコースばかりであると犬も飽きてしまいます。新しい刺激を受けることもできません。たまにはお散歩コースを少しだけでも変え、犬が退屈せず、刺激を受けられるよう配慮しましょう。
4.過度に干渉されたり構われたりすること
犬にもひとりで落ち着いて過ごしたい時間があります。ひとり遊びをしたいときもありますし、飼い主と離れた場所で休みたいときもあります。
過度に干渉されたり構われたりすると、犬がひとりで過ごせる時間が減ってしまい、強いストレスを感じてしまうことがあります。
犬が「遊んで」「構って」「撫でて」と甘えてきたときは、満足するまで構ってあげてよいと思います。
ケージやベッドに入って休んでいるとき、離れた場所でくつろいでいるときは、必要以上に声をかけず、放っておいてあげることが配慮になります。
犬が苦痛を感じているときのサイン

ストレスや興奮から呼吸が荒くなることがあります。パンティングと呼ばれるものです。暑くもないのにな…というときは、ストレスによる呼吸の乱れかもしれません。
蓄積されたストレスによって心にも体にも苦痛を感じ、食欲がなくなってしまうことがあります。大好きなおやつさえも食べてくれないかもしれません。
苦痛を表現するため、唸ったり吠えたり、咬みついたりすることもあるでしょう。ストレスや苦痛が極限に達してしまっているというサインです。
まとめ

犬にストレスを与える状況を4つ解説しました。
- 長時間ひとりでお留守番すること
- 生活環境が急激に変化すること
- 運動不足と刺激のない生活を送ること
- 過度に干渉されたり構われたりすること
犬のストレスや苦痛は飼い主の目にも見えにくく、気づかれにくいものです。蓄積されてしまったとき、大きな症状や行動となってあらわれることがあります。
愛犬のストレスや苦痛をしっかり感じ取りたいのであれば、日々の小さな変化にも敏感になり、ケアをしてあげることが大切です。
愛犬からのサインを見逃さないようにしましょう。



