犬が唸ってくるときの心理

1.近づいてほしくない
犬が唸ってくるのは、近づいてほしくないからです。
他人や他犬が近づこうとしているとき、「こっちに来ないで」と唸ってくることがあります。犬同士であれば、警告でもありコミュニケーションでもあります。
相手が人間である場合では、犬が唸ってくることを無視して近づこうとすると、攻撃されてしまうおそれがあります。
相手が飼い主である場合では、おやつを食べているときに唸ってくることがあります。おやつを奪われてしまうのではないかと警戒し、「来ないで」と言っているのです。
2.不安や緊張や恐怖を感じている
犬が唸ってくるのは、不安や緊張や恐怖を感じているからです。
他人が近づくことは許してくれる場合もありますが、触れようとした瞬間、不安や緊張や恐怖を感じて唸ってくることがあります。
「触らないで」という気持ちを唸ることで表現しているのです。無視して触れようとすると、飛びかかられたり咬みつかれたりする恐れがあるため注意しましょう。
飼い主が触れようとしたときにも唸ってくることがあります。「爪切りをされる」「シャンプーをされる」「動物病院に連れて行かれる」などと察知し、不安や緊張や恐怖から唸ってくるのです。
3.体に不調や痛みがある

犬が唸ってくるのは、体に不調や痛みがあるからです。
普段は他人や他犬に対しても社交的で、優しく温厚な犬も、体に不調や痛みがあるときは唸ってくることがあります。
とくに痛みを感じている場合では、飼い主に対しても唸ってくることがあります。食欲がないとき、嘔吐や下痢をしているときは、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
唸ってくるほど調子が悪いというサインです。“しばらく自宅で様子を見てみよう”と考えていると、急激に悪化させてしまうことがあるため注意しましょう。
4.嬉しくて楽しくて興奮している
犬が唸ってくるのは、嬉しくて楽しくて興奮しているからです。
一緒に遊んでいるとき、嬉しさや楽しさから興奮し、唸ってくることがあります。「プレイバウ」のポーズをしながら唸ってくることがよくあります。
飼い主にマッサージをされているとき、嬉しさや気持ち良さから興奮し、唸ってくることがあります。
他人に体を撫でられているときにも唸ってくることがありますが、お腹を見せて寝転がっているなど、攻撃性がないことが分かるはずです。
愛犬との良好な関係性を築くために飼い主ができること

愛犬との良好な関係性を築くために大切なことは、「一貫性を持つこと」「ルールを守ること」です。
飼い主の一貫性のない態度や行動は愛犬を不安にさせます。愛犬に信頼される飼い主になるためには、一貫性を持ち、安心感を与えられる存在になることが大切です。
また、飼い主が決めたルールは、飼い主がしっかり守ることが大切です。ルールがあることで、愛犬は予測することができます。
予測できないことは不安につながり、予測できることは安心へとつながります。
まとめ

犬が唸ってくるときの心理を4つ解説しました。
- 近づいてほしくない
- 不安や緊張や恐怖を感じている
- 体に不調や痛みがある
- 嬉しくて楽しくて興奮している
犬が怒っていきなり咬みつくことはあまりありません。不安や恐怖を唸ることで表現しています。「近づかないで」「触らないで」という警告でもあります。
唸ってくることは、ネガティブなことばかりではありません。嬉しいとき、楽しいとき、ついテンションが上がってしまい、唸り声となってあらわれてしまうことがあります。
ただし、興奮は怪我などのトラブルにつながるリスクがあるため、愛犬が興奮して唸ってくるときは落ち着かせるための対応をしましょう。



