犬が電柱の匂いを嗅ぐ心理2つ

1.他の犬のことが知りたい!
犬にとって匂いは大切な情報です。
犬がお尻の匂いを嗅ぎ合ってあいさつをすることは広く知られていると思います。肛門付近から発せられる分泌物の匂いに、その犬の情報が含まれているため、それを嗅ぎ合うことでお互いのことを知ろうとしているのです。
そして、直接体の匂いを嗅げなくても、排泄物の匂いを嗅ぐことでも情報を読み取ることができます。
電柱のような目印となる場所には、多くの犬が排泄をするため、その匂いを嗅ぐことで情報収集をします。
匂いを嗅ぐことでその場所を誰が通ったかということだけでなく、その犬の健康状態や個人情報のようなものがわかるとされています。
そして、同じ場所に排泄をすることで、自分の情報やあいさつを残していることが考えられます。
2.縄張りを守りたい!
縄張り意識を持っている犬の場合、普段散歩で通る道や公園ではいくつかのマーキング場所を定めていることがあります。
その場合電柱や何らかのポールのような目印としてわかりやすいものを利用している犬は多く、散歩で通るたびに縄張りの状況の確認をするために匂いを嗅ぎます。
匂いから他の犬の情報を読み取って誰が来ているか確認したり、その上に自分のおしっこをかけることで縄張りの主張をしたりしていることが考えられます。
犬が電柱の匂いを嗅ぐときの対処法

犬が電柱の匂いを嗅ぐのは、情報収集や他の犬との交流のためだと考えられます。
犬にとっては大切なことではあるのですが、衛生面やしつけの観点からはいくつかのリスクもあるということを知っておいてください。
特に注意したいのが、多くの犬が排泄をした場所に近づき、顔を近づけることでウイルスや菌に感染するというものです。
排泄物には多くの菌や病原体、寄生虫などが含まれていることがあり、匂いを至近距離で嗅いだり鼻が触れたりすることでそれをもらってしまうことがあります。
また、匂い嗅ぎばかりに夢中になっていて、飼い主さんの指示を聞かずに好き放題歩いているとコミュニケーションもうまく取れなくなってしまいます。
基本的に散歩は飼い主さんのペースで歩くようにして、止まったり匂い嗅ぎをしたりするのは飼い主さんが許可を出すなどコントロールをすることが大切です。
また、あまりにも排泄物で汚れているようであれば、その場所は避けるようにした方がいいでしょう。
犬にとって匂い嗅ぎをすることは散歩の楽しみのひとつだと思いますが、健康管理のためにも飼い主さんが状況をしっかりと見極めてください。
まとめ

犬にとって散歩をしながら電柱のにおい嗅ぎをするのは、地域の掲示板や新聞を読むようなものかもしれません。
匂いによって他の犬の存在を確かめ、あいさつや情報交換をしているのです。
匂い嗅ぎは犬の大きな楽しみですが、人通りのある道路などでは犬の 好き放題にさせすぎないように、飼い主さんが行動をコントロールして安全に散歩ができるようにしましょう。



