犬が『うれしょん』してしまう心理4選

飼い主の帰宅時、来客時など、なぜか愛犬がおしっこを撒き散らしてしまうことはありませんか。これは『うれしょん』と呼ばれる現象で、一般的な粗相とは異なります。
では、『うれしょん』はどのような心理によって引き起こされるのでしょうか。
1.「嬉しい」気持ちが昂っている
『うれしょん』を引き起こす心理は、主に2つあります。そのうちの1つが「嬉しい」という心理です。「嬉しい」という気持ちが普段以上に高まったとき、膀胱がコントロールできずにその場で排泄してしまいます。
飼い主が帰宅した時や、人が大好きな犬であれば来客がある時などに「嬉しい」気持ちが高まり、うれしょんしてしまうことがあるでしょう。
2.はしゃぎすぎて興奮をコントロールできていない
『うれしょん』を引き起こす主な心理の2つ目は、「興奮」です。嬉しい気持ちやはしゃぎすぎてしまったがゆえに、興奮状態をコントロールできず、興奮により膀胱が刺激され、うれしょんにつながってしまいます。
飼い主の帰宅時に部屋の中を走り回る犬もいますが、うれしょんも「嬉しい」と興奮をコントロールできていないという点では、同じ状態と言えるでしょう。
3.服従心が高まっている

実は、飼い主に対する服従心が昂っているときにも『うれしょん』を引き起こすことがあります。
一般的に、犬が服従心を見せるときは、目を逸らしたり、目の前で仰向けになりお腹を見せるといった行動をとるのが一般的です。しかし、犬によっては、おしっこをすることで「これだけあなたに服従しています」という意思表示をしているケースもあります。
4.不安や恐怖を感じている
『うれしょん』と聞くと、嬉しい気持ちが関係していると考えがちですが、実は不安や恐怖を感じておしっこを漏らしてしまうことも、『うれしょん』と同様に感情のコントロールができない際に見られる行動です。
これは、感情がコントロールできていないことや、感情によって膀胱が刺激され、正常な判断ができていないことが関係しています。
不安や恐怖を強く感じているときは、正常な判断ができず粗相してしまったり、時には感情がコントロールできず、その場でおしっこを漏らしてしまうこともあるでしょう。これも『うれしょん』と同類の現象です。
犬が「うれしょん」した際の適切な接し方

犬が「うれしょん」した際、飼い主はどのように接するべきなのでしょうか。
トイレ以外の場所でおしっこをしたことに怒鳴ってしまうと、「おしっこしたことに怒られた」と勘違いし、飼い主に隠れておしっこするようになってしまいます。また、「あ!」や「もう!」と大きなリアクションを見せると、余計に興奮を煽ってしまい、うれしょん癖がついてしまう恐れも……。
こうした新たな問題の原因を避けるために、愛犬がうれしょんしたときは、愛犬に構わず、反応もせず、ただ黙々と後片付けをしてください。その後、しばらくは愛犬に構わず、愛犬が落ち着いてから構ってあげましょう。
犬が「うれしょん」しないための対処法

犬のうれしょんは、基本的にしつけで抑制できるものではありません。成長に従って、興奮が落ち着き、自然と改善されるケースが多いです。
なるべく早く改善するために飼い主ができる対処法としては、日頃から大きなリアクションや興奮するような遊び方をさせないことを徹底してください。興奮する癖がついてしまうと、うれしょんにつながりやすくなるので、日常的に興奮させないことで、興奮による刺激を抑えましょう。
また、遊びの中で興奮してしまうときは、「お座り」「待て」などのコマンドを活用し、飼い主の指示に従って冷静さを取り戻せるようにトレーニングするのも効果的です。
まとめ

いかがでしたか。犬がうれしょんしてしまうのは、基本的に「嬉しい」気持ちと興奮が原因です。日頃から、なるべく興奮させないような接し方や習慣を心がけ、興奮してしまったときはコマンド指示などで冷静さを取り戻してあげましょう。



