犬が突然『甲高い声』で鳴く理由3つ 病気の可能性や適切な対応まで解説

犬が突然『甲高い声』で鳴く理由3つ 病気の可能性や適切な対応まで解説

犬が突然「キャン!」と鳴くと、飼い主さんもびっくりしますよね。この記事では、犬が甲高い声で鳴いたときの理由や適切な対応について詳しく解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬が突然甲高い声で鳴く理由3つ

足に包帯を巻かれている犬

1.体に痛みを感じている

犬が突然甲高い声で「キャン!」「キャイーン!」などと鳴いたとき、体に痛みを感じている可能性が高いと考えられます。

散歩で外を歩いているときや遊んでいるときに「キャン!」と鳴いた場合、足裏に傷ができたり関節を痛めたりといった怪我をしていることがあります。

他の犬と遊んでいるときは、興奮状態になった相手の犬に噛まれてしまっていることも珍しくありません。

また、外傷だけでなく病気が原因で痛みを感じることも十分考えられます。

内臓系の疾患でも強い痛みが瞬間的に走ったときは、思わず「キャン!」という声が出てしまいます。

寝ていた犬が体を動かした拍子に鳴いたときなどは、そのような痛みが原因のことも考えられるでしょう。

2.強い恐怖を感じている

犬が体に痛みを感じたときに「キャン!」と甲高い声で鳴くことは、多くの人が想像できることだとも思います。

しかし、直接的な痛みなどはなく精神的なストレスを受けたときにも、「キャンキャン!!!」と悲鳴を上げるように鳴くことも少なくありません。

苦手な人や犬が近づいてきたときに「怖い!やめて!!」というように鳴いたり、過去のトラウマを思い出すような状況に置かれたときに暴れて鳴きわめいたりすることもあります。

このような気持ちで鳴いているときは、体を低くして逃げようとしたり隠れようとしたりする様子が見られます。また、パニックになってジタバタ暴れてしまうこともあるでしょう。

このようなとき、犬はどこかに隠れたり体を低くしたりして怯えるような様子を見せます。

まずは、犬が何を怖がっているか把握することが大切です。怖がっているものがわかれば、少しずつ慣らしたりトラウマを克服させたりといったトレーニングができます。

3.降参の意思を示している

犬は声を使って他者とのコミュニケーションを取る動物です。

そして、対峙している相手に対して「降参します!」「もうやめて」という意思表示をするために、「キャン!」と甲高い声で鳴くことがあります。

このような理由で鳴くときは、姿勢を思い切り低くしたり、仰向けになったりして攻撃の意思がないことを示します。

苦手な犬や人が近づいてきたときや、犬同士の遊びが激しくなって「もうやめて!」と相手に伝えたいときなどに見られます。

そのほかにも、飼い主さんに厳しく叱られているときに鳴くこともあります。

犬が甲高い声で鳴いたときの適切な対応

手を怖がっている犬

犬が甲高い声で鳴いたとき、多くの場合は心身に何らかの異常が発生したことが考えられます。

突発的な怪我や激しい痛みが原因となっていることが少なくないため、犬がそのように鳴いたときはまずしっかりとボディチェックをするようにしてください。

全身を目で見て、手で触り、いつもと違うと感じる場所や犬が触られることを嫌がる場所はないか確認します。

足の裏や指の間、耳の中、足腰の関節などパッと見ただけではわかりにくいところに痛みや違和感を感じていることもあるので、隅々までチェックしましょう。

その際、犬が嫌がったり怒ったりする様子が見られた場合は、その部分に強い痛みを感じている可能性があります。

そのような場合は無理に触ろうとせず、動物病院でしっかりと診察を受けましょう。

また、不安や恐怖から「キャンキャン!」と鳴いている場合は、状況に応じたフォローをしてあげることが大切です。

恐怖の対象から距離を取らせてあげて、静かな場所で落ち着けるようにします。

大げさになぐさめたり抱き上げたりする必要はありませんが、優しくなでたりそばに寄り添ったりしてあげると犬も安心するでしょう。

そのようなときにさらに叱ったり、突き放すような態度を取ったりすると、犬は飼い主さんに不信感を抱くようになってしまうので注意が必要です。

まとめ

見上げている犬

愛犬が「キャン!」と鳴くと、飼い主さんも驚いたり心配になったりすると思います。

体の痛みや強い恐怖などによる行動であることが多いので、怪我や病気、ストレスなど原因を必ず確認するようにしましょう。

心身のトラブルの兆候だと考えて、決してそのまま放置することはせず、愛犬としっかり向き合うようにしてください。

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