うちの子は眠り姫?犬が一日中寝てしまう理由

シニア期に入ったから
犬は健康な成犬であっても、1日のうち10〜12時間を寝て過ごします。犬の眠りは人間に比べると全体的に浅いからです。
これでも「長い」と感じますが、シニア期に入った犬は更に長く眠るようになり、中には18時間以上眠る子もいます。老化による体力低下や、体力回復に時間がかかるからと考えられています。
ストレスを感じているから
ストレスを抱えていると心身ともに疲弊してしまい、睡眠時間が長くなることがあります。
犬がどんなことにストレスを感じるかはその子によりますが、原因として代表的なのは生活環境の変化です。
家族の人数に変化があったり、引っ越しをしたりした直後に犬の睡眠時間が増えた場合は心の問題を疑っても良いでしょう。
日照時間が短いから
犬に限らず人間でも、睡眠時間と日照時間には関連性があることが知られています。日照時間が短くなると体内時計が狂ってしまい、眠気を感じやすくなるのです。
悪天候が続く日や冬の時期に愛犬が寝続けている場合、この影響が考えられます。
運動や移動で疲れているから
言うまでもなく、睡眠は体の疲労回復に大きな役割を果たしています。いつもより激しい運動をした日や、長時間の移動などで疲れている場合には、体力回復のためにたくさん眠ることが必要になります。これは人間にもわかる感覚ですね。
病気を抱えているから
最も注意したいのは、長い眠りがただの眠りではなく病気による『傾眠』の状態である可能性です。傾眠とは意識障害の1つで、簡単に言うと「意識を失っている状態」です。傾眠状態が見られる場合、以下のような病気が考えられます。
- 甲状腺機能低下症
- クッシング症候群
- 脳腫瘍
- ナルコレプシー
飼い主さんの生活が不規則だから
飼い主さんの生活習慣が不規則で、愛犬にもその生活に合わせることを強いている場合も悪影響が考えられます。
昼夜逆転生活で夜でも部屋が明るかったり、夜中に帰宅して愛犬と遊ぼうとしたり、不規則な生活だと犬の寝る時間が定まらないために浅い睡眠がより浅くなり、十分な睡眠を確保するために全体の睡眠時間が伸びてしまいます。
愛犬ファーストの規則正しい生活を

犬と一緒に暮らすと決めたからには、愛犬ファーストの生活習慣を見直す必要があります。
おおまかな食事の時間、そして食事とお散歩のタイムスケジュールを定め、運動時間はしっかり確保することが大切です。
運動不足は愛犬にとって深刻なストレスとなり、睡眠時間や健康状態にも大きなリスクをもたらします。
また夜には愛犬がまとまった睡眠時間を確保できるよう、昼夜逆転のような生活は改めるべきです。せっかくですから愛犬と一緒に健康で健全な暮らしを送りましょう。
まとめ

こう考えると、犬が起きていて飼い主さんと遊んでくれる時間がむしろ貴重に思えてきませんか?
犬のライフステージや体調に合わせ、睡眠時間を無理やり削ることは良くありませんが、せめて犬が起きている間はその時間を充実させてあげたいですね。



