犬が不安になってしまう『飼い主の行動』5選

飼い主の行動や態度1つで、犬たちは深い悲しみに呑まれてしまうことがあります。ここでは、犬が不安になってしまう飼い主のタブー行為を見ていきましょう。
1.長時間の留守番
犬と人間では時間感覚に大きな違いがあり、ある説によると、犬は1日を7時間周期に感じているという説もあります。また、元々群れで行動していた犬たちは、仲間(家族)と共に過ごすことを好みます。
こうした理由から、犬たちは長時間の留守番を強いられることに強い精神的負荷を感じがちです。あまりにも飼い主と過ごす時間が少ないと愛情不足に陥り、強い不安に駆られてしまいます。
2.しつけに一貫性がない

しつけに一貫性がないと、犬は戸惑い、強い不安を覚えます。犬たちにとって「ルール」とは、自分が安心安全に生きていくために必要な要素です。それが揺らいでしまうと、「大丈夫かな?」と強い不安につながってしまうのです。
例えば、昨日は怒られなかったのに、今日同じことをしたら叱られた……というように、飼い主の気分でルールが変わってしまうと、犬を不安にさせてしまうのでやめましょう。
3.過剰なスキンシップ
孤独は犬にとって最大のストレスになります。しかし、常に一緒にいたり、過剰なスキンシップを繰り返していると、いざ飼い主が外出する際に過剰な寂しさやストレスを感じるようになってしまい、精神的負荷がかかる原因になることも……。
分離不安を引き起こすと、ストレスから問題行動が増えたり、自傷行為に走ったりする犬もいるので危険です。スキンシップやコミュニケーションは大切ですが、愛犬のひとり時間も尊重してあげましょう。
4.大きな声での叱責や乱暴な行為

愛犬を叱るとき、必要以上に大きな声を出して怒鳴ったり、叩くなどの体罰を加えたり、近くのものに八つ当たりするなどの乱暴な行為をしていませんか。
こうした叱り方をしていると、犬は恐怖心が強く働いてしまい、飼い主に対して強い不安や恐怖を覚えるようになります。
常日頃からビクビク怯えながら過ごすことになり、慢性的に強いストレスを感じる原因になるので、叱るときは感情的にならず、正しい叱り方を心がけてください。
5.イライラした態度を表に出す
不機嫌なとき、うっかりそのイライラを顔や態度に出していませんか。愛犬にぶつけていなくとも、犬たちは飼い主の表情や行動、態度から感情を読み取る能力に長けているので、その不機嫌さも直接感じ取っています。
なぜ飼い主がイライラしているのか理解できないため、「もしかして僕に怒ってる?」「なんだか怖い……」と理不尽な精神的負荷につながりかねません。
犬に精神的負荷をかけないための改善策とは

愛犬に精神的な負荷をかけないためには、日頃から愛犬が安心できる雰囲気や態度で、愛情を持って接することが大切です。
- しつけは一貫性を持って家族で統一する
- 叱るときは適切な方法で「ダメ」を伝える
- 愛犬の前では穏やかな態度や口調を心がける
- 長時間放置せずに積極的にコミュニケーションをとる
- ひとり時間の過ごし方を学ばせる
「自分は飼い主さんに愛されている」と犬自身が実感できるよう、飼い主として落ち着いた穏やかな態度で、一貫性を持って接するように心がけましょう。
また、愛犬のボディランゲージを汲み取り、何を要求しているのか、どのような心理状態なのかを察してあげてください。気持ちを汲み取ってくれる飼い主に対して、安心感や信頼感が生まれ、「愛されている」実感にもつながります。
まとめ

犬は人間のように言葉の意味を正しく理解することが難しいので、飼い主の行動1つ1つをよく観察し、そこから繊細に感情を読み取っています。飼い主の行動一つで、愛犬を不安にさせたり喜ばせたりできてしまうので、精神的に負荷をかけないよう日頃から愛情を持って接しましょう。



