犬が『体を丸める』心理5選 寝相からわかる愛犬の本音や注意点まで解説

犬が『体を丸める』心理5選 寝相からわかる愛犬の本音や注意点まで解説

実は、犬の寝相から本音がわかることがあります。体を丸めているときは、どのような心理が働いているのでしょうか。本記事では、犬が『体を丸める』心理や注意点を解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬が『体を丸める』心理5選

丸まって眠る犬

犬が体を丸めている光景はよく見かけますよね。では、犬が体を丸めているとき、どのような心理状態からこの姿勢になっているのでしょうか。ここでは、犬が『体を丸める』心理を解説します。

1.寒いので体温が逃げないようにしている

寒いとき、犬は体の熱を外に逃さないように、体を丸めて体温調節します。人間のように自分で暖房をつけたり消したりできないので、自分の姿勢を整えたり、場所を移動したりして体温調節するしか方法がないのです。

したがって、寒い時期に愛犬が体をぎゅっと丸めて縮こまっている様子を見せたら、室温を上げて調節してあげましょう。

2.安心感を得たい

ベッドの中で丸まる子犬

犬が体を丸めるのは、安眠するためという理由もあります。体を丸めることで、急所となる内臓が多く詰まっているお腹を守ることができるため、安眠したいときは体を丸めて眠る習性が受け継がれていると考えられます。

体を丸めて眠りに入ろうとしているときは、「ゆっくり休みたい」「安心して眠りにつきたい」という心理の表れなのかもしれません。

3.リラックスしている

安心して眠るために体を丸めるという話がありましたが、体を丸めているからこそ安心感を得て、リラックスできている犬もたくさんいます。

リラックスしているときは、体を丸めていてもギュッと強く縮こませるのではなく、全身を脱力している様子で体を丸めていることが多いです。

4.警戒している

不安そうに丸まる犬

体をギュッと強く丸めて、周囲に視線を泳がせていたり、身動きせずにじっと硬直している様子を見せている場合は、警戒している状態だと考えられます。

どこから敵が襲ってきても身を守れるように体を丸めて、周囲の気配を探るために、周囲の音に集中しようとじっと身動きせずに聞き耳を立てているのでしょう。

5.不安を感じている

飼い主さんに叱られた直後や、家族が口論している最中など、不安を感じているときも体を丸めて不安そうな表情を見せていることがあります。

これはストレスの原因から自分を守りたいという心理が防衛本能として現れている状態です。飼い主や家族を敵視しているわけではなく、自分の心を守ろうとした結果、体を丸めるという行動で気持ちを落ち着かせようとしているのでしょう。

犬が体を丸めているときに注意すべき点

ハウスの中から見上げる犬

犬が体を丸めているときは、心理的な要因で丸まっていることが多いですが、状況によっては体調不良のサインが現れているケースもあります。

  • 呼びかけても反応が薄い
  • 同じ場所から動こうとしない
  • 食欲がない
  • 触ろうとすると怒ったり嫌がったりする
  • ブルブルと小刻みに体が震えている
  • 呼吸が乱れている
  • 体が熱い

上記のような症状が現れているときは、犬自身が自分の体に違和感や痛みなどを感じているサインです。そのため、自分の体を守ろうと防衛本能から体を丸めているのだと推測されます。

早めにかかりつけの動物病院へ連れていき、診察を受けましょう。

まとめ

ベッドで熟睡する子犬

犬が体を丸めるときは、寒さを凌ぐためだったり、ストレス要因から自分の身を守ろうとする行動だったりとさまざまです。愛犬の様子やその場の状況から、どのような理由で体を丸めているのか判断しましょう。

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