️飼っちゃダメ!犬を『不幸』にする人はこんな人

自己中心的な人
犬を家族に迎えるからには、犬を最優先した形に生活スタイルを変えなければなりません。
犬のために休日も早起きをしてお散歩をする、飲み会や旅行の誘いを断る、疲れていたり別に やりたいことがあっても犬の遊びに付き合ってあげるなどといったことも必要になる場面があるでしょう。
自分が楽をすることや自分が楽しむことが最優先な自己中心的な生活の人は、犬と一緒に暮らしても不幸にするだけです。
こだわりが強すぎる人
こだわりや自分の趣味を捨てることができず、自分を曲げることができない人も犬と一緒に暮らすのは向きません。
こだわりの家具やレイアウトを犬のイタズラでぐちゃぐちゃにされたり、憧れのホテルや観光地がペットNGだった場合に諦めたりと、犬と一緒に暮らすためには諦めなければならないことがたくさんあります。
それができない人は犬と一緒に暮らすのには向きません。
お金に余裕がない人
犬と暮らすためには思っている以上にお金がかかります。
初期費用を除けば月々の食費くらいだろうと甘い考えで暮らしはじめると、ワクチンやフィラリア予防薬の投与といった予防医療費、自分でシャンプーが難しい場合のトリミング代、万が一の怪我や病気の際の医療費などに愕然とするかもしれません。
「お金がなくても愛があれば幸せ」というのは人間同士の暮らしでも綺麗事に過ぎないかもしれませんが、相手が犬となるとより一層現実味が薄れてしまいます。
感情のコントロールが苦手な人
自分の感情のままに犬に接する人も、犬を不幸にしてしまいます。
怒りを抑えきれずに激しく犬を罵倒したり、暴力を振るったりするようなことはもちろん言語道断です。犬との信頼関係は一気に崩れてしまいます。
また犬が同じことをしても自分の機嫌の良いときには笑って許し、機嫌が悪いときには叱るなど、一貫しない態度で接することもいけません。犬が混乱して善悪の区別がつかなくなってしまい、結果的に問題行動につながってしまうからです。
アクセサリー感覚の人
SNSやテレビを見て、犬との生活にふんわりと憧れを抱いているという人もいるでしょう。更には「可愛い犬と一緒の私」に憧れて、アクセサリー感覚で犬を飼いはじめてしまう人もいます。
SNSやテレビは犬との暮らしのポジティブな一面しか見せてくれません。それを理解していなければ、実際に暮らしてから「思っていたよりしつけが大変」「臭い、汚い」などのネガティブな現実に突き当たり、飼育放棄という最悪の結末を招いてしまいかねません。
️飼い主も犬も幸せになるために

犬を迎える前にシミュレーションを
「犬と暮らしたい」と本気で考えたら、衝動飼いに走るのではなくまずは詳細にシミュレーションを行いましょう。犬を飼っている人から話を聞いたり、ネットや本で調べたりして、自分の生活がどのように変わるのか、本当に変えることができるのかをしっかり考えてから行動すべきです。
犬を最優先に、でも無理のしすぎは禁物
犬を家族に迎えたからには犬を最優先にすることが基本です。ですが完璧主義すぎてしまったり、犬を優先するあまりに飼い主さんが自分を犠牲にしすぎると「お互いに幸せ」とは言えない状況になってしまいます。
例えば旅行に行くこと自体を諦めるのではなく回数を減らしたり場所を変える、たまにはペットホテルを利用してみるなど、我慢しすぎず無理しすぎずやっていくことが大切です。
犬との暮らしは十年以上に及ぶことがほとんどです。お互いに幸せと感じることができなければ、長い時間を一緒に過ごすことはできません。
️まとめ

犬と暮らすことには制約がたくさんあるかもしれません。ですが犬と暮らすことでしか見つけられない幸せや楽しみもたくさんあります。
犬を幸せにすることは自分が幸せになることでもあるのです。



