犬が心地良く過ごせるくつろぎスペース

愛犬が心地よく過ごせるくつろぎスペースがお家の中にあるということは大切なことです。ひとつでもあればよいのですが、お家の中のあちこちにあってもよいかと思います。
犬によっては、ベランダやバルコニーやお庭が心地よく過ごせるくつろぎスペースである場合もあるでしょう。
筆者の愛犬たちもくつろぎスペースがお家の中にいくつかあります。お散歩から帰ったときのくつろぎスペースはここ、ひとりきりで休みたいときのくつろぎスペースはここ、というようにしているようです。
愛犬が安心してくつろぐスペースがあるということは、心の安定にも繋がりますし、体の健康維持にも役立つはずです。
1.静かで外からの刺激を受けないところ
犬が心地良く過ごせるくつろぎスペースは、静かで外からの刺激を受けないところです。
飼い主にとっては“何でそんなところで…”というスペースでくつろいでいることがあるのではないでしょうか。
家具の隙間に入ってくつろいでいたり、部屋の隅の壁際でくつろいでいたりすることがあります。
お家の中、もしくは愛犬が過ごす部屋の中で、そのスペースが最も静かで外からの刺激を受けないところなのでしょう。
2.日光浴が楽しめる窓の近く
犬が心地良く過ごせるくつろぎスペースは、日光浴が楽しめる窓の近くです。
日中、日差しが入ってくるスペースを好んでくつろぐことがあります。窓の近くは外からの刺激を受けやすいところですが、“そんなことよりも日光浴を楽しみたいんだ”という気分なのでしょう。
暑すぎると熱中症の心配もありますが、犬が日差しの当たるスペースと涼しいスペースを自由に行き来することができるのであれば問題ないでしょう。
3.自分だけのケージやクレートやベッド
犬が心地良く過ごせるくつろぎスペースは、自分だけのケージやクレートやベッドです。
とくにクレートは薄暗く狭い場所であり、犬の本能的にも好まれやすいくつろぎスペースです。意外と置いていないお家が多いのではないでしょうか。
ケージであれば、一部分だけでも布等で覆ってあげることで、薄暗く周りからの視線を気にすることなく過ごせるくつろぎスペースになります。
ベッドであれば、身を隠すことができるハウスタイプやドームタイプを気に入ってくれることがあります。
4.温度と湿度が適度な部屋
犬が心地良く過ごせるくつろぎスペースは、温度と湿度が適度な部屋です。
犬にとっての適度な温度の目安は22℃くらい、湿度は40%くらいです。犬種・年齢・健康状態によって異なりますので、愛犬にとっての快適な温度と湿度を知ることが大切です。
犬にとっては、温度が低くても湿度の高い部屋は不快であることがあります。季節によって、その日の天候や外気温によって、適度に調整してあげるようにしましょう。
愛犬をリラックスさせる環境づくりのポイント

季節に合わせて変えること
たとえば、ベッドは夏用と冬用を使い分けることができます。夏には涼しい素材で通気性の高いベッド、冬には暖かく保温性の高いベッドがあります。
夏には西日の当たる部屋は暑くなりますが、冬には西日の当たる部屋は暖かく快適になるでしょう。
強い香りを避けること
犬は香りが苦手です。身近なものには、洗濯洗剤や柔軟剤、香り付きの消臭除菌スプレーや芳香剤、化粧品や香水、タバコなどがあります。
愛犬のベッドやブランケットやお洋服などをお洗濯するときは、犬用でも人間用でも構わないと思いますが、無香料の洗濯洗剤や柔軟剤を使うことが、愛犬の心地良さと安心に繋がるでしょう。
まとめ

犬が心地良く過ごせるくつろぎスペースを4つ解説しました。
- 静かで外からの刺激を受けないところ
- 日光浴が楽しめる窓の近く
- 自分だけのケージやクレートやベッド
- 温度と湿度が適度な部屋
普段、愛犬がよく寝転がってくつろいでいるスペースがあるのではないでしょうか。そこにベッドを置いてあげるだけでも心地良さが増すと思います。
クレートやハウス型のベッドなど、身を隠すことができるようなスペースがあると、犬の本能的にも喜んでくれるでしょう。



