愛犬が拗ねてしまう飼い主の行動

1.他人や他犬ばかりを構うこと
愛犬が拗ねてしまう飼い主の行動は、他人や他犬ばかりを構うことです。
自宅に親戚の赤ちゃんが遊びに来てくれたとき、お散歩中に他犬と飼い主から声をかけられたとき、ドッグランで他犬が甘えてきたときなど、愛犬の目の前で可愛がることがあるのではないでしょうか。
飼い主が他人や他犬ばかりを構うとき、クンクンと鳴いたり、ワンワンと吠えたり、嫉妬しているんだろうな…と感じたことがあるのではないでしょうか。
そんな愛犬の姿を見ながらも他人や他犬ばかりを構っていると、愛犬はすっかり拗ねてしまいます。
2.約束していたことを守れなかったこと
愛犬が拗ねてしまう飼い主の行動は、約束していたことを守れなかったことです。
あるあるなのは、「夕方にはお散歩に行こうね~」と約束していたのに雨が降り出して行けなくなってしまった、ということです。
レインコートを着ることも苦手だし、雨に濡れることも苦手だし、犬自身もお散歩に行きたいけど行けないということからガッカリしています。
約束を破ってしまったわけではありませんが、守ることができなかったとき、愛犬の仕草や行動や表情には「拗ねています」の気持ちがはっきりと表れていることでしょう。
3.感情的に怒鳴りつけてしまうこと
愛犬が拗ねてしまう飼い主の行動は、感情的に怒鳴りつけてしまうことです。
“飼い主の機嫌が悪い”という程度のことは犬にも理解することができますが、なぜ自分が怒鳴られなければならなかったのか、ということを理解することはできません。
怒鳴られたことによって、不安・恐怖・疑問・悲しみ・不信感などが残るでしょう。
拗ねてしまった犬は、飼い主と目を合わせることができなくなってしまったり、飼い主を避けるようになってしまったりすることがあります。
4.テレビやスマートフォンに夢中になること
愛犬が拗ねてしまう飼い主の行動は、テレビやスマートフォンに夢中になることです。
“構って~”と甘える愛犬に対し、“今は邪魔しないで”と、軽くあしらってしまったことがあるかもしれません。
たとえ相手が物であっても、飼い主が自分以外の何かに夢中になっているとき、嫉妬心から拗ねてしまうことがあります。
配慮すべきポイント

短時間でも構わないので、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションの時間を大切にしましょう。時間よりも質が大事なので、お散歩の時間、おもちゃで一緒に遊ぶ時間は、愛犬に集中してあげましょう。
「叱る」と「怒る」の違いを理解しましょう。感情的に怒ってしまいそうなときは、言葉を発しないことです。冷静さを取り戻すため、愛犬と距離を置きましょう。
そして、他人や他犬と接する必要があるときは、可能な限り、愛犬も一緒に交流を楽しみましょう。嫉妬心を生まないことが大切です。
フォローの方法
愛犬が拗ねてしまったときは、放っておき、様子を見守りましょう。
拗ねてしまったからといって、フォローするために構いすぎると、犬にとっては強いストレスになってしまうことがあります。
仲直りの方法として最もおすすめなのが、お散歩に行くことです。お互いによい気分転換になると思います。
まとめ

愛犬が拗ねてしまう飼い主の行動を4つ解説しました。
- 他人や他犬ばかりを構うこと
- 約束していたことを守れなかったこと
- 感情的に怒鳴りつけてしまうこと
- テレビやスマートフォンに夢中になること
拗ねているときの愛犬って、何だか人間っぽくて愛おしく思いますよね。
しかし、自分のちょっとした行動のせいで愛犬を傷つけてしまったら…と考えると、慎重に行動しなければと改めたくなるのではないでしょうか。
拗ねることができるのも、飼い主のことを信頼しているからこそだと思うので、そんな愛犬のためにも愛情と配慮のある行動を心がけましょう。



