️絶対NG!犬を寝かせてはいけない場所
窓の近く
窓の近くは風通しもよく景色も見えるため、人間の感覚からすると快適な寝床に思えるかもしれません。ですが犬にとっては逆効果です。なわばり意識の強い犬にとって、窓から外の様子がよく見えてしまう環境は落ち着きにくく、集中して眠ることができません。
さらに窓ガラスは外気を通しやすいため、特に冬は冷たい空気にさらされて体調を崩してしまう恐れがあります。
家族の動線上
ドアの近くや家族が頻繁に行き来する場所に犬の寝床を置くのも避けたほうがよいでしょう。人の出入りで目を覚ましてしまったり、「かまってもらえるかも」と期待して気持ちが高ぶってしまったりするため、安眠につながりません。
衛生管理がされていない場所
寝床は常に清潔に保つ必要があります。汚れていたり湿っていたりすると、ノミやダニといった害虫が発生する原因になります。
空調直下
冷暖房の空調を上手に使うことは大切ですが、風が直接あたる場所に寝床を置くのは避けましょう。最初は快適に感じても、時間が経つにつれて暑すぎたり寒すぎたりしてしまう可能性があるからです。
どうしても空調直下になってしまう場合は、風を避けられるスペースを設けたり、犬が自由に移動できる環境を整えたりすると安心です。
人間と同じベッド
こちらは賛否が分かれるポイントですが、人間と同じベッドに犬を寝かせることを好ましくないと考える人もいます。飼い主さんと犬の距離感やライフスタイルにもよりますが、「お互いに安眠したい」「寝具の洗濯や掃除をこまめにするのは難しい」といった場合は、別々に眠る方がよいでしょう。
️要注意!寝床が原因のトラブル
睡眠不足によるストレス
犬が落ち着いて眠れない環境では、温度や湿度の不快さも加わって睡眠不足になりやすくなります。睡眠不足は犬にとっても大きなストレスとなり、体調不良や問題行動につながることがあります。
ノミ・ダニの被害
寝床の衛生状態が悪いと、ノミやダニが繁殖して被害を受ける可能性があります。犬は被毛に覆われているため毛が抜けやすく、さらにグルーミングの際に寝具へ唾液が付着することもあり、人間の寝具以上に汚れやすいのです。
飼い主の健康リスク
犬と同じベッドで寝ている場合、飼い主さんが不自然な体勢で眠ることになり、睡眠不足を招くことがあります。さらに犬の被毛に付着したノミやダニが人に移ってしまうリスクも否定できません。
️まとめ
生きものにとって睡眠はとても大切です。愛犬がゆっくり休み、健康で安全に過ごせるように、寝床の場所や環境には十分な配慮をしてあげましょう。