『甘えんぼう』な犬種5選
特に甘えんぼうな犬種は、常に飼い主と一緒に過ごしたがったり、留守番が苦手だったりする傾向があります。一方、人懐こく社会性に優れた犬も多く、飼い主の育て方次第で良い面をたくさん引き出せる犬も多いです。
ここでは犬の中でも特に『甘えんぼう』な性格が多いと言われている犬種をご紹介します。
1.トイプードル
トイプードルは家族はもちろん、家族以外の人にも人懐こい様子を見せる犬が多いと言われています。愛情表現が豊かで賢いので、擦り寄ったりお腹を見せて撫でてアピールをしたりと、さまざまなアピール方法で甘えてくる犬も多いです。
ただし、寂しがりな気質も強いため、分離不安を起こしやすい犬でもあります。接し方や距離感に気をつけながら愛情を注いであげましょう。
2.ポメラニアン
活発で他の犬にもフレンドリーな性格の犬が多いポメラニアンは、家族や飼い主に対して甘える様子を見せることが多いです。
撫でてもらったり抱っこしてもらったりする犬が多い傾向にあり、大好きな飼い主と一緒にいたいという気持ちが強くみられます。
3.ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーは、大型犬の中でも特に甘えんぼうな気質が強い犬種です。家庭犬としても人気が高い理由の1つに、家族と一緒に過ごすことを何よりも重要視するという気質があります。
家族と過ごす時間が少なかったり、自分だけ外飼いにされてしまうと、寂しさからうつ病のような症状に陥ってしまうこともあるほど家族愛の強い犬種なので、なるべく多くの時間を作ってあげましょう。
4.ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアはテリア犬種ということもあり、一見すると勇敢で強気な性格の強い犬が多い印象です。しかし、飼い主に対する忠誠心や愛情はとても深く、飼い主として認めた相手には思う存分甘える様子を見せます。
ヨークシャーテリアも家族や飼い主に対する愛情が深いあまり、飼い主と離れている時間が長いと、元気がなくなったり食欲が失われたり、体調にも異変をきたす恐れがあるので注意が必要です。
5.フレンチブルドッグ
明るく陽気な性格の犬が多いフレンチブルドッグも甘えんぼうでスキンシップが大好きな犬が多くいます。眠るときも一緒に寝たがる犬が多く、飼い主のそばで過ごすことを好む犬種です。
また、家族の様子をよく観察しているので、家族が楽しそうに会話をしていると、自分も輪の中に加わろうと入ってくることもあります。
人懐っこいワンコを育てるときの注意点
人懐っこい性格は、一見するととても良い特徴のように思えます。しかし、行きすぎる人懐っこさやしつけが完了していない場合は、トラブルの原因になることもあるので注意しましょう。
- 子犬期から他の犬と交流して社会性を身につける
- 飛びつき癖は改善しておく
- コマンドを覚えさせて興奮しても指示に従えるように訓練する
- 正しく十分に愛情を注いで寂しい思いをさせない
- 甘やかしてワガママにならないよう気をつける
- 分離不安を引き起こさないよう距離感や接し方に注意する
人懐っこい性格の犬は、人や他の犬が大好きなあまり、興奮して飛びついたり遠慮なく近寄って行ったりします。飼い主の指示で冷静さを取り戻し、飼い主の足元に戻ってこれるようにコントロールしましょう。
また、甘やかすと飼い主が制御できなくなったり、分離不安を引き起こす原因になったりすることも。愛犬と健全な生活を送るためにも、飼い主として適切な距離感や接し方を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した犬種以外にも、マルチーズやボストンテリア、バーニーズマウンテンドッグ、ダックスフンドなど、甘えんぼうな犬種はたくさんいます。人懐っこい犬は他人に飛びつかないよう、日頃からコマンド指示を徹底しましょう。