犬が嫌がる『ニオイ』7選
犬は嗅覚が優れているため、苦手なニオイを嗅いでしまうとストレスに直結します。そこで今回は、犬が嫌がるニオイを紹介するので、お部屋でできる限り愛犬に配慮したニオイ環境を整えましょう。
1.きつい化学物質のニオイ
犬にとって化学物質のニオイは鼻にツンと刺激を与えるものが多いです。
- 香水
- マニキュア
- 化粧品
- 整髪料
以上の人間の生活に馴染んでいるものには、化学物質が多く混ざっており、犬にとっては刺激臭になりうるものばかりです。犬の近くでは使わないようにしたり、時間をおいてニオイがある程度落ちてからふれあいましょう。
2.タバコ
タバコのニオイは人間でも苦手意識を持つ人が多くいるほどキツイですよね。嗅覚の優れている犬たちは、より強いニコチンのニオイとして感じています。
また、タバコの副流煙は犬にとっても有害です。煙を避けるべきなのはもちろんのこと、吸い殻の誤食事故などが起こらないように十分注意しましょう。
3.香辛料
香辛料は、味だけでなくツンと鼻に突き刺さるようなニオイを持ちます。犬にとって香辛料は強い刺激臭なので、苦手意識を持つ犬が大半です。
しつけ用のスプレーに香辛料のニオイが使われることもあるほどストレス要因となるので、愛犬の近くで香辛料を使った調理をしたり、料理を食べたりすることは避けたほうが良いでしょう。
4.ハーブ
ハーブやニオイの強い葉野菜なども苦手意識を感じる犬が多くいます。そのため、ハーブの香りを部屋に焚いてしまうと、犬が常にストレスを感じて過ごすことになるので避けてください。
5.お酢
調味料の中でもお酢は刺激的なニオイが特徴的です。トイレトレーニングのため、消臭効果としつけ効果の両面を見込んでお酢を使って消臭する人がいるほど、犬にとっては苦手意識を持ちやすいニオイなので、こちらもなるべく近づけないように注意しましょう。
6.アルコール
お酒が好きな家族がいるご家庭は多いでしょう。しかし、アルコールのニオイも苦手意識を持つ犬が多い傾向にあるので、あまり強いお酒やニオイが充満するほど大量に飲むことは避けてください。
また、消毒用エタノールもアルコールの一種なので、犬のいる家庭で使用する場合は注意しましょう。犬の近くで使用しないなどの対策をとることが大切です。
7.きつい柑橘系の香り
人間にとっては良い香りとして感じる柑橘系の香りですが、実はツンと鼻に刺激を感じるという理由で苦手とする犬が多いニオイでもあります。
消臭剤やルームフレグランスなどでも柑橘系のニオイは使われがちです。しかし、これらを愛犬の過ごす部屋に使ってしまうと、慢性的にストレスの原因を浴びている状態になるので、愛犬が過ごす部屋では別の香りを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が嫌がるニオイを犬が過ごす部屋で使ったり充満させたりすると、犬が強いストレスを感じてしまいます。体調不良につながる恐れもあるので、なるべく愛犬の近くでは使わないように気をつけましょう。