散歩中は愛犬の行動を常に注視して
散歩中、愛犬が突飛な行動をとることはありませんか。散歩中は愛犬の行動を常に注視しながら歩かなければ、突発的な行動に飼い主が対応できず、思わぬ事故に巻き込まれたり、トラブルを起こしてしまう恐れもあります。
いつもお利口に隣を歩いているワンコでも、突然の出来事にパニックになってしまい、突発的な行動を起こすことがあるので注意が必要です。
散歩中に愛犬から『目を離してはいけない』理由4選
散歩中は犬が突発的な行動をとることもあります。ここでは、散歩中に愛犬から目を離してはいけない理由をあらためて確認しましょう。
1.拾い食い
道端にはいろいろなものが落ちています。石や砂、草花や見知らぬ人がポイ捨てしたゴミ、他の犬の取り除かれていない排泄物が落ちていることもあるでしょう。
こうしたモノを興味本位で口に入れて拾い食いしてしまう犬は少なくありません。散歩中に飼い主が少し目を離した隙に拾い食いして嘔吐や下痢といった症状を引き起こしてしまう事例も多発しているので注意しましょう。
2.突発的な行動による飛び出し
何かに驚いたり興味をひかれたりしたとき、犬は周囲を確認せずに本能のまま道路に飛び出してしまうこともあります。
突発的な行動によって車道に飛び出してしまった場合、近づいてくる車にはねられたり、犬を避けようと車が急ハンドルを切って事故を起こしたりする恐れもあるでしょう。必ず愛犬の行動を常に注視し、突発的に飛び出さないようコントロールしてください。
3.他の人や犬への攻撃的な行動
家族以外の人や犬に対して苦手意識を持っているワンコの場合、散歩中に他の人や犬を見かけると唸ったり吠えたりと攻撃的な行動をとることがあります。
目を離してしまうと、飼い主が見ていない隙に相手に飛び掛かってしまい、怪我を負わせる恐れもあるので、絶対に目を離さないようにしましょう。
4.脱走のリスク
きちんと首輪やハーネスをつけているつもりでも、ワンコの想定外の力強さで抜けてしまったり、金具部分が壊れてしまったりすることが懸念されます。
スルッと首輪やハーネスを抜けたり、金具部分が壊れたりすると、ワンコが走り出して逃げてしまう危険もあるので、絶対に目を離さず、突然の事態にも対応できるよう心構えをしておきましょう。
リーダーウォークや基本コマンドを覚えさせよう
散歩中に愛犬が思わぬ事故に巻き込まれたりトラブルを起こしたりしないようにするには、リーダーウォークや基本的なコマンド指示を覚えさせておくと安心です。
常に隣を歩くように部屋の中でトレーニングを重ね、アイコンタクトを取りながら歩けるようになれば、拾い食いや飛び出し、飛びつきといった行動を抑制することにつながります。
また、興奮状態に陥ってしまった時は、普段から体に染み込んでいる「お座り」「ふせ」などのコマンドを指示することで、冷静さを取り戻すきっかけにもなるでしょう。
このように普段から室内でもコミュニケーションをたくさん取り、飼い主の隣を歩く、指示を聞くという習慣をつけておくことで、散歩中のトラブル抑制に効果が見込めます。
まとめ
いかがでしたか。散歩中に愛犬から目を離してしまうと、あらゆるトラブルが懸念されます。散歩中は絶対に愛犬から目を離さず、常に行動を注視するようにし、突発的な行動をとりそうな時はコマンド指示などを活用して未然に事故を防ぎましょう。