️大切にされている犬の特徴
毛艶が良い
犬の健康状態や生活レベルは被毛に表れます。食事で必要な栄養素をしっかりと摂っており、日々のブラッシングで毛並みを整えられている犬の被毛はツヤツヤで整っています。
一方、食事が十分に与えられていなかったり栄養が不足したりしていると、被毛がボサボサで毛艶が悪くなります。またブラッシングのお手入れがされずに換毛期のボコボコの抜け毛がそのままにされていたら大切にお世話をされているとは思えません。
見た目で全てを判断することは推奨されなくても、「みすぼらしさ」や「汚さ」を放置されている子はやはり大切にされているとは言えないでしょう。
人懐こく警戒心が薄い
飼い主さんから大切にされている犬は、飼い主さんだけでなく自分を可愛がってくれる「人間」そのものを信頼しています。そのため人間に対する警戒心が薄く、とにかく人間が大好きで懐っこいのが特徴です。
とはいえ、もちろん生まれ持っての性格や犬種の特性で、飼い主さん以外の人間に対しては警戒心が強い子という子もいます。
アイコンタクトがとれる
アイコンタクトはしつけの基本動作であり、同時に飼い主さんと愛犬の信頼関係を証明するものでもあります。また、犬は人間と非常に良く視線によるコミュニケーションをとる動物です。
飼い主さんから大切に育てられている犬は、飼い主さんの感情や指示を読み取るため積極的にアイコンタクトをとろうとします。お散歩中に飼い主さんをチラチラ見上げながら歩いている犬を見かけることがありますが、まさにしっかりしつけされて大切にされている証です。
横向きで眠る
眠っているときというのは全ての動物にとって極限に無防備な状態です。犬は野生の頃の名残りから基本的に浅い眠りを繰り返しています。ところが飼い主さんに大切にされ飼い主さんのことを心から信頼している犬は、周囲を警戒する必要がないためリラックスして熟睡できます。
犬のリラックス状態は寝相に表れます。中でも横向きに脚を投げ出して眠る姿勢は、危険を察知してもすぐに起き上がることができない姿勢であることから、最も警戒心が少なくリラックスしている寝相だと考えられています。
笑顔が多い
嬉しいときや幸せなときに笑うのは人間だけと言われていますが、犬もポジティブな感情のときには口角を上げて笑うことを私たちは経験的に知っています。大切に育てられている犬は幸せを感じる瞬間が多いため、笑顔が多く表情や瞳がキラキラと輝いています。
犬の笑顔は人間の笑顔をマネして習得したとも言われています。飼い主さんが笑顔で接するからこそ、愛犬にも笑顔が伝染していくのでしょう。
️愛犬にはたっぷりの愛を注いで
犬を家族に迎えたからには、ごはんやお散歩といった最低限のお世話をするのは当然のこと、家族の一員として、あるいは我が子として、大切に育てなければいけません。スキンシップをたくさんとり、「大好きだよ」「可愛いね」「いい子だね」といったポジティブな声がけを繰り返し、愛しているということを惜しまずに伝えましょう。
️まとめ
犬と一緒に暮らしていると「愛犬は本当に幸せだろうか」と不安になることがあります。ですが飼い主さん自身ではわからなくても、他人から見るとその子が幸せかどうか、大切にされているかどうかは一目瞭然にわかってしまうこともあるのです。