性格や特徴、注意点は?『ブサカワな犬種』5選
犬種によって、それぞれ魅力的な特徴があります。中でも『ブサカワ』と言われる犬種の愛嬌に魅了される人は多いですよね。今回は、そんな『ブサカワな犬種』とそれぞれの性格や特徴、飼うときに気をつけるべきことをまとめました!
1.パグ
クチャっと中心に顔のパーツが寄り、深いシワの入った顔立ちが特徴的なパグは、白と黒のコントラストが愛らしい犬種です。
性格は明るく陽気な子が多いと言われており、人懐っこく社交的なので、他の犬や人とも積極的に交流しようとする姿勢が見られます。ただし、イタズラ好きな一面もあるので、甘やかしすぎてしまうと問題行動を起こすこともあるので注意が必要です。
パグを飼うときは、肥満と体温調節に気をつけてください。肥満は万病の元とも言われていますし、食欲旺盛なパグは肥満になりやすい傾向にあります。また、熱中症にもなりやすいので、夏場は室温を調節し、快適な環境を維持してあげましょう。
2.フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグは、日本国内でとても人気の高い犬種の一つです。全体的につぶれたような顔立ちをしながらも大きな立ち耳が特徴的で、笑顔のような表情を見せることもあります。
パグと同様に遊び好きな犬種で、人懐っこく甘えん坊、そして愛情深い性格の犬が多いです。家族に対しては特別深い愛情を見せることが多く、小さなお子様とも仲良く過ごせる犬種として高い人気を誇っています。
フレンチブルドッグも体温調節に気をつけることが大事です。熱中症にならないよう、夏場は室温を調節し、散歩に連れていく時間帯にも注意してください。また、紫外線による皮膚炎にもかかりやすい傾向があるので、気温によっては室内運動に切り替えても良いでしょう。
3.チャウチャウ
全身がもふもふとした毛で覆われており、その中に小さなつぶらな瞳が見えるチャウチャウは、まるでクマのようだと言われることもあります。
中国原産の大型犬で、警戒心が強くマイペースで頑固な一面も持ち合わせているため、家族に対しても分かりやすく愛情表現することは少なく、まるで猫のような犬と称されることもある性格です。
日本ではあまり見かけることの少ない犬種ですが、暑さに弱い傾向があるため、熱中症には注意が必要です。また、我が強い犬種なので、しつけは徹底的に行う必要があります。飼い主と認めた相手の指示でも従わないことがあるので、お迎えする際は相当の覚悟が必要でしょう。
4.ブルテリア
まるで子どもが絵に描いたような顔立ちをしているブルテリアは、その愛嬌のある見た目から『平成イヌ物語バウ』というアニメのキャラクターのモデルに選ばれたこともあります。
基本的に落ち着いた性格をしているものの、もともと闘犬として活躍していた犬種なので、必要に応じて果敢に相手に挑むような行動を見せることも。しかし、家族や親しい相手には愛情を見せます。
また、ブルテリアの中には先天的に聴覚障害がある犬も多いので、しつけや声かけの際には、視覚的にアプローチした方が伝わりやすく、ブルテリアに不安を抱かせなくて済むでしょう。
5.シャーペイ
クチャっとしたシワの多い顔に、小さな耳がペショッと垂れたような形をしているユーモアのある顔立ちのシャーペイは中国原産の犬種です。
チャウチャウと似ていて、警戒心が強く、時には闘争心から攻撃的な行動をとることもあります。しかし、信頼している相手には愛情深い一面を見せることもあるようです。
しつこく構われることをあまり好まない犬種なので、基本的にはシャーペイの様子を見守りながらコミュニケーションをとることが求められます。また、問題行動を起こさないようトレーニングなどを通して正しい信頼関係を築くことも重要です。
まとめ
いかがでしたか。ブサカワな犬種とひとくくりにはできず、犬種によって性格や特徴は大きく異なります。当然、飼い方の注意点も違うので、ブサカワな犬種に限らず、犬をお迎えするときは犬種ごとの特性を理解しましょう。