愛犬からおやつのおねだりがしつこいときの対処法
1.ごはんの回数を増やす
愛犬からおやつのおねだりがしつこいときは、「ごはんの回数を増やす」という対処法があります。
1日2回に分けてごはんを食べている犬がほとんどかと思いますが、3回や4回に増やすことで、食べたいという欲求が軽減され、おやつのおねだりをしなくなることがあります。
しかし、量でなければ満足することができない犬である場合には、1回のごはんの量が減ることによって、ごはんまでおねだりするようになってしまうことがあります。
ごはんの回数を増やしてみて、1回の量が少ないことに不満をあらわす場合には、この対処法は、愛犬には合わないのでしょう。
2.決められた時間またはタイミングにのみ与える
愛犬からおやつのおねだりがしつこいときは、「決められた時間またはタイミングにのみ与える」という対処法があります。
時間であれば、「10時」「15時」と決めておき、それ以外の時間には絶対に与えないようにします。
タイミングであれば、お留守番の前またはお留守番の後(飼い主が帰宅したとき)と決めておき、それ以外の時間には絶対に与えないようにします。
家族で暮らしていると、色んな人から自由にもらえてしまうため、おやつの時間やタイミングや量をしっかり決めて、みんなで共有しておくことも大事だと思います。
3.絶対に応えない(与えない)
愛犬からおやつのおねだりがしつこいとき、最も効果的な対処法は、「絶対に応えない(与えない)」ということです。
一度でも“しつこくおねだりしたらおやつがもらえた”という経験をさせてしまうと、成功体験となってしまい、“またしつこくおねだりすればおやつがもらえるぞ”と、間違ったぁ学習をさせてしまいます。
飼い主が決めたおやつの時間やタイミングでないときは、「ダメ」「いけない」と言葉ではっきりと示しましょう。
4.おもちゃで一緒に遊ぶ
愛犬からおやつのおねだりがしつこいときは、「おもちゃで一緒に遊ぶ」という対処法があります。
おやつがほしいのではなく、“飼い主に構ってもらいたい”という気持ちから、しつこくおねだりすることがあります。
そんなときは、おもちゃで一緒に遊ぶことで満足し、おやつのおねだりをしなくなることがあります。
おもちゃで遊ぶことに全く興味を示さないときは、おやつがほしいのでしょう。
5.愛犬が落ち着くまで飼い主が他の部屋で過ごす
愛犬からおやつのおねだりがしつこいときは、「愛犬が落ち着くまで飼い主が他の部屋で過ごす」という対処法があります。
興奮し、吠えたり走り回ったりするときは、愛犬を落ち着かせる対応をしなければなりません。
吠えは近所迷惑にもなりますし、走り回ると愛犬が怪我をしてしまう恐れがあります。
吠えたり走り回ったりし、興奮気味におやつのおねだりをする愛犬に対し、飼い主が何等かの反応をしてしまうと、行動をエスカレートさせてしまうことがあります。
大きな声を出して叱ったり怒ったり、行動をやめさせるために要求に応えるのはやめましょう。
まとめ
愛犬からおやつのおねだりがしつこいときの対処法を5つ解説しました。
- ごはんの回数を増やす
- 決められた時間またはタイミングにのみ与える
- 絶対に応えない(与えない)
- おもちゃで一緒に遊ぶ
- 愛犬が落ち着くまで飼い主が他の部屋で過ごす
しつこくても可愛い仕草や行動でおやつをおねだりされると、つい与えてしまうものですよね。
しかし、そのたった一度の反応が、愛犬のおねだり行動をエスカレートさせてしまうことがあります。
おやつには時間やタイミングや量など、必ずルールを設けるようにしましょう。愛犬の健康を守るために大切なことです。