犬が『いじけている』ときにみせる3つの行動 不満を表している原因や対処法とは

犬が『いじけている』ときにみせる3つの行動 不満を表している原因や対処法とは

犬は自分の感情や意思を、態度や行動で示します。この記事では、犬が不満を感じているときの様子や適切な対応方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

お気に入り登録

犬がいじけているときにみせる行動

いたずらをするボーダー

1.離れた場所から飼い主を見つめる

犬が離れた場所で、座ったり伏せたりしたままジーっと飼い主さんのことを見つめているときは、寂しさを感じたりいじけていたりする可能性があります

飼い主さんが忙しそうに家事をしていたり、家族や自宅に招いた友人と夢中になっておしゃべりをしていたりすると、犬はかまってもらえず疎外感を感じていじけてしまうのです。

遠くから見つめる前に、おそらく犬は飼い主さんの近くをウロウロ歩いたり、「遊んで♪」というようにアピールしたりしていたことが考えられます。

そうしたアピールに気がついてもらえなかったり、無視されてしまったりしたことで、いじけてしまい、うらめしそうに見つめるという行動に出ることがあります。

2.飼い主を無視する

飼い主さんにかまってもらえなかったり、思い通りにいかなかったりして犬がいじけてしまうと、犬は飼い主さんを無視することがあります。

普段であれば飼い主さんに呼ばれたり、声をかけられたりすると喜んで近寄ってくる犬が、頑なに振り向こうとしなかったり、チラッと一瞬だけ視線を送って無視したりするときは、いじける気持ちでそのような行動をとっているのかもしれません。

「近くまで行って呼びかけると気がつく」という場合は、単純に他のことに夢中になって聞いていなかっただけかもしれませんが、気がついているのに無視をする場合は、すねたりいじけたりしていることが考えられます。

3.いたずらをする

飼い主さんがいるときに限っていたずらをしたり、完全に覚えているはずのトイレを失敗するようになったりした場合、犬は飼い主さんの気を引こうとしているのかもしれません。

飼い主さんがいつも忙しそうにしていてかまってもらえなかったり、留守番時間が長い日が続いたりしてコミュニケーション不足を感じると、犬は飼い主さんの気を引くために様々な行動をとります。

飼い主さんに近づいてストレートにアピールしても通じなかったとき、いじけてしまい、より強いアピール方法を考えます。

可愛くアピールしてもかまってもらえないときは、わざと飼い主さんの困らせるようなことをしてかまってもらおうとすることはめずらしくありません。

不満を表している原因や対処法

ソファに座る犬と女性

犬は飼い主さんにかまってもらえなかったり、自分の希望が叶わなかったりするといじけてしまうことがあります。

愛犬に寂しい思いをさせてしまうことは避けたいことですが、だからといっていじけているときに特別に甘やかす必要もありません。

飼い主さんが“ご機嫌取り”のような対応をすると、犬はそれを学習してしまうことが考えられます。

犬がいじけていることに気がついたら、その場では過剰に反応せず、日頃の関わりを増やすようにして良好な関係を築けるようにしましょう。

また、困らせる行動をすると飼い主さんが注目してくれると思っている犬の場合は、必要以上に叱ったりかまったりしないことが大切です。

基本的にしつけができている犬が、いたずらやトイレの失敗を急にくり返すようになったら、日頃の関わりを見直してみてください。

コミュニケーションやスキンシップが不足していることが考えられる場合は、それを改善することいたずらなども徐々に減少することが考えられます。

「いたずらや粗相をしてもかまってもらえない」と学習させるためには、そうした行動をしていてもあえて無視をするようにしましょう。

その上で正しい行動に誘導し、しっかりとほめてあげてください。

まとめ

不満げなダックスフンド

犬はコミュニケーション不足や運動不足などが原因で、ストレスや不満を感じます。

そのとき、どのような行動でその気持ちを表現するかは犬の性格や気質によっても異なります。

愛犬の性格を見極めつつ、いじけている様子が見られたら、日頃の関わり方を見直して、必要に応じてコミュニケーションやスキンシップを増やしていきましょう。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。