️気づいて!犬が話しかけているサイン
鳴き声を上げる
犬が吠えるのは最もわかりやすい「話しかけている」サインです。言葉にはならないものの、声でしっかりとアピールしているのです。
鳴き声は「ワン!」というはっきりしたものもあれば、「キューン」「クーン」と甘えるような声で訴えかけてくることもあります。いずれにしても何かしら話しかけたいことがあり、自分に意識を向けてもらいたいという表れです。
アイコンタクトをとる
愛犬がじーっと目を見つめてくるときも、何か話したいことがあるのかもしれません。場合によっては目線で何かを誘導してくるようなこともあるでしょう。
犬は目の動きで意思疎通を図る動物と言われています。犬の目は本来、黒目がちで白目がほとんどなくどこを見ているかわからないようになっています。
これは多くの野生動物に見られる特徴で、敵に次の行動を察されないための構造です。ですが犬は人間と暮らしてきた長い歴史の中で、あえて「目線で訴える」ことを体得したのです。
体に触ってくる
ちょんちょんと前足で突いてきたり、体をぐいっと擦り合わせてきたり、飼い主さんの体に意図的に触ってくるのは飼い主さんの注意を引きたいサインです。やや強引な感じもありますが、何だか人間じみていてとても可愛らしい仕草ですよね。
近くをうろうろする
飼い主さんの方を見ながら近くをうろうろしている、所在なさそうに動き回っているといった行動も何か訴えたいことがあるときのサインです。
飼い主さんを今いる場所からどこかに誘導したいという願望の表れのことも多々あります。自分ではどうしていいかわからずに困っているときにもよく見られる行動です。
️犬が話しかけているときの気持ち
要求がある
犬が話しかけてくる理由の第一は、何かしらの要求があるときです。ごはんがほしい、散歩に行きたい、遊んでほしいなどの要求を伝えるために話しかけてきます。
要求は一度飲んでしまうとクセになるため、接し方には注意が必要です。何か要求されているということに気づいたら、要求行動は無視をした方がいい場合もあります。顔を向ける、「うるさい」と声で注意するなどの行動も、犬にしてみると「こっちを注目してくれた」という成功体験になってしまうのです。
異変に気づいてほしい
他に犬が話しかけてくる理由としては、自分や周囲に何らかの変化があり、それに気づいてほしいという狙いがあります。変化を飼い主さんにも知ってほしい、飼い主さんに何らかの対処をしてほしいといった心境です。
何だろうと思って見てみると、飼い主さんが思いもよらなかった発見が隠れているなんてこともありますよ。
️まとめ
愛犬と会話してみたいというのは飼い主さんなら一度は抱いたことのある夢ですよね。
犬の体の構造上、実際に言葉を交わすことは難しいかもしれませんが、愛犬の普段の行動をよく見ていれば何を訴えたいのか、伝えたいのかが自ずとわかってきます。愛犬からの貴重なサインを見逃さず、コミュニケーションをより深めて信頼関係を築いていきたいですね。