犬が朝早く起きる理由
1.トイレに行くため
犬が朝早く起きるのは、トイレに行くためです。
お家の中で自由に排泄をすることができる犬であれば、朝早く起きて自らトイレに行き、排泄を済ませた後に飼い主が起きてくる時間まで二度寝することがあります。
外に出なければ排泄をすることができない犬であれば、朝早く起きて「お散歩に行こうよ!」「トイレに行きたいよ!」と飼い主を起こすことがあります。
2.水分を補給するため
犬が朝早く起きるのは、水分を補給するためです。
寝ている間ずっと水分を補給していなかったため、喉が渇いてしまったのでしょう。夏場の暑いときはとくに、朝早く起きて水分を補給しに行くことがあります。
夜中にも何度も水分を補給しに行く犬もいます。飼い主が寝ている間にも犬が自由に水分を補給することができるよう、新鮮なお水を用意してあげましょう。
3.日が昇ったから
犬が朝早く起きるのは、日が昇ったからです。
犬には“何時に起きよう”という概念がありません。時計を読むこともできません。“日が昇ったら活動する”ということが、動物の本能なのでしょう。
日が昇る時間はお住まいの地域によっても違いがありますし、季節によっても違いがあります。夏場はとくに朝早く起きるのではないでしょうか。
4.お散歩に行きたいから
犬が朝早く起きるのは、お散歩に行きたいからです。
飼い主が起きてくるまでの間、窓の外を眺めて待っていることがあります。「お散歩に行こうよ!」と、飼い主を起こすこともあります。
お散歩があまり好きではない犬であれば、お散歩のために朝早く起きることはないかもしれません。
お散歩が大好きな犬であれば、高齢になっても、お散歩に行きたくて、朝早く起きて待っていることがあります。
5.お腹が空いたから
犬が朝早く起きるのは、お腹が空いたからです。
朝早く起き、寝室とリビングを行ったり来たりすることがあります。ごはんを隠してある戸棚を手でかいて音を出すこともあります。
「お腹が空いたよ!」「ごはんちょうだい!」と、飼い主をホリホリしたり、吠えたりして要求することもあります。
6.生活リズムが崩れている
犬が朝早く起きるのは、生活リズムが崩れているからかもしれません。
犬の生活リズムが崩れる原因のほとんどは飼い主にあります。犬は飼い主の生活リズムに合わせて生活する動物だからです。
飼い主が寝れば犬も寝ますし、飼い主が起きれば犬も起きます。飼い主が夜更かしをすれば犬も夜更かしをしますし、飼い主が寝坊すれば犬も寝坊します。
このようにして、少しずつ犬の生活リズムが崩れてしまうことがあります。
犬の生活リズムと睡眠環境の整え方
時間を決めること
ごはんを食べる時間とお散歩に行く時間が毎日決まった時間であることによって、犬の生活リズムが整います。
「ごはんちょうだい!」「お散歩に行こう!」と、朝早く起きて要求してくることもなくなるでしょう。
飼い主が生活リズムを整えること
犬の生活リズムが崩れる原因のほとんどが、飼い主の生活リズムが崩れていることであるため、飼い主の生活リズムが整えば、犬の生活リズムも自然と整います。
お休みの日の前だからと夜更かしをせず、お休みの日だからとお昼過ぎまで寝ているのではなく、なるべく毎日同じ生活リズムで過ごすようにしましょう。
温度と湿度を管理すること
睡眠環境の整え方としては、温度と湿度を管理することが大切です。
犬も、暑すぎても寒すぎても眠ることができません。湿度が高くジメジメとして環境では、寝苦しいと感じてしまうことがあります。
愛犬にとっての適切な温度と湿度に整えた部屋で眠ることができるよう配慮しましょう。
まとめ
犬が朝早く起きる理由を6つ解説しました。
- トイレに行くため
- 水分を補給するため
- 日が昇ったから
- お散歩に行きたいから
- お腹が空いたから
- 生活リズムが崩れている
愛犬があまりにも朝早く起きて困るなというときは、遮光カーテンを活用してみましょう。部屋に光が入らないことで、日が昇ったから起きるということがなくなります。
就寝前にも排泄をさせたり、水分の補給をさせたり、温度と湿度を管理することでも、愛犬の早起きをとめられるかもしれません。