犬が『今にも寝てしまいそうな時』のサイン4つ 愛犬が見せる仕草の理由から注意点まで解説

犬が『今にも寝てしまいそうな時』のサイン4つ 愛犬が見せる仕草の理由から注意点まで解説

『犬が今にも寝てしまいそうな時のサイン』についてまとめました。愛犬が寝てしまいそうなときに見せる仕草や行動の理由と注意点や接し方を解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬が今にも寝てしまいそうな時のサイン

丸いベッドに犬

1.寝床をホリホリする

犬が寝床をホリホリするのは、今にも寝てしまいそうな時のサインです。

いつも寝床として使っているベッドやクッションをホリホリするのは、寝床を整えようとしているからです。

ブランケットが置かれていると、“グシャグシャになって逆に寝心地が悪くなりそうだけど…”と、整えてあげることがあるのではないでしょうか。

でも結局は、またホリホリしてグシャグシャになってしまいますよね。

犬のほとんどが寝る前に寝床をホリホリします。寝る前に寝床をホリホリしない犬を私は見たことがありません。

愛犬が寝床をホリホリし始めたら、寝てしまいそうなときのサインなんだな、と受け取ってよいと思います。

2.ベッドに入って深いため息をつく

犬がベッドに入って深いため息をつくのは、今にも寝てしまいそうな時のサインです。

ゆっくりと息を深く吸い、ゆっくりと息を深く吐き出す、というのが特徴です。深い呼吸は副交感神経を優位にし、体と心をリラックスさせるため、睡眠の質を上げるとされています。

愛犬がベッドに入って深いため息をつくのは、寝てしまいそうなときのサインなんだと理解し、話しかけたり構ったりしないようにすることで、良質な睡眠を取れるようにしてあげましょう。

3.座ったり伏せたりしたまま目をシパシパとさせる

伏せて目を細める犬

犬が座ったり伏せたりしたまま目をシパシパとさせるのは、今にも寝てしまいそうな時のサインです。

いわゆる“ウトウトする”という状態です。思わず「眠いなら寝ればいいのに…」と言ってしまいそうになったことがあるのではないでしょうか。

私はよく「お布団に行ったら?」と声をかけてしまうのですが、頑なに寝ようとしないことがあります。

まだ帰宅していない家族の帰りを待っていたい、飼い主と一緒に過ごしたいなど、きっと寝てしまいたくない理由があるのでしょう。

声をかけたり構ったりすると、睡眠の妨げになってしまうことがあります。愛犬が座ったり伏せたりしたまま目をシパシパとさせるときは、静かに見守ってあげるとよいと思います。

4.口をクチャクチャとさせる

犬が口をクチャクチャとさせるのは、今にも寝てしまいそうな時のサインです。

筆者の家には超小型犬と中型犬がいますが、超小型が口をクチャクチャとさせても音がしないため、気づかないことが多いです。

一方で、中型犬が口をクチャクチャとさせるときは大きな音がするため、確実に気づきます。しきりに口をクチャクチャとさせるので、不快に感じる人もいるかもしれません。

口の大きさや、唾液の量の違いによるものなのではないかと考えられます。

気になるクチャクチャ音ですが、眠りに入ろうとしているところなので、しばらく我慢して見守ってあげましょう。

まとめ

ベッド、黄色いブランケット、犬

犬が今にも寝てしまいそうな時のサインを4つ解説しました。

  • 寝床をホリホリする
  • ベッドに入って深いため息をつく
  • 座ったり伏せたりしたまま目をシパシパとさせる
  • 口をクチャクチャとさせる

もしかすると、他の犬にはない独特なサインを見せてくれる犬もいるかもしれません。愛犬が寝てしまいそうなときの仕草や行動をよく観察してみてくださいね。

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