犬の散歩中のオシッコ…対処に困る飼い主は意外と多い
愛犬を散歩させていると、散歩の途中でオシッコをしてしまうワンコは少なくありません。愛犬がオシッコをした場所をどのように綺麗に片付けて立ち去るべきか、長年犬を飼っている人でも悩むことがあると思います。
散歩中に犬がオシッコをしてしまった場合、水をかけて洗い流すという方法をとる人もいます。しかし、水をかけただけではオシッコを拭い取ることはできませんし、かえってオシッコを周囲へと流し、ニオイが広がってしまう恐れも…。
犬のオシッコを放置したときに起こること
もしも愛犬の排泄したオシッコをそのまま放置してしまった場合、どのような事態が懸念されるのでしょうか。
- オシッコした場所が汚れる
- その場所にオシッコのニオイが染み付いて悪臭の原因に
- 後からやってきた犬が同じ場所に排泄してしまう
オシッコをした場所が汚れたまま放置され、誤って他の人が踏んでしまう恐れも考えられます。また、そのまま放置していると、その場所にオシッコのニオイが染み付き、悪臭の原因になることも。
さらに、後からやってきた他の犬がオシッコのニオイを嗅ぎつけて、同じ場所にオシッコをするマウント行為をとり、悪循環を生んでしまう可能性も懸念されます。
愛犬が排泄したオシッコをそのまま放置することは絶対に避けてください。
散歩中の『オシッコ』への正しい対応は?
では、散歩中に愛犬がオシッコをしてしまった場合、どのように対応すべきなのでしょうか。
ペットボトルなどで持ち歩いている水で洗い流す
多くの飼い主が実践しているペットボトルなどに入れた水で洗い流すという方法は、間違いというわけではありません。
しかし、水で洗い流すだけではその場所は綺麗に洗浄されないので、水でオシッコの場所を軽く洗い流した後、もうワンステップ、作業を加えてください。
ペットシーツでオシッコと水を吸水する
オシッコを水で洗い流した後は、かけた水ごと持ち歩いているペットシーツで吸水しましょう。この方法によって、水で地面から浮き上がったオシッコをしっかり吸水し、地面に汚れやニオイが染み付くことを回避できます。
オシッコと水を吸水したペットシーツは、ビニール袋や汚物袋などに入れて必ず持ち帰ってください。
しっかりペットシーツで吸水した後、改めて水をかけることで、よりオシッコした場所を清潔にすることができます。
可能であれば散歩前に家でオシッコさせる習慣を
犬が散歩中にオシッコをしたくなってしまうことは、生理現象なので仕方のないことです。しかし、散歩に出かける前に家のトイレでオシッコさせることで、散歩中にオシッコをするリスクを下げることができます。
すでにトイレでオシッコできている犬は、散歩に連れて行く前に必ずトイレへと誘導し、オシッコを促してみましょう。
無理強いする必要はありませんが、散歩前にトイレでオシッコができた時はたくさん褒めたりご褒美をあげてください。繰り返し行うことで、散歩前にトイレでオシッコすることが習慣化します。
家のトイレでオシッコできない犬の場合は、改めてトイレトレーニングを試してみましょう。できなくても叱らず、できたときにはご褒美付きで褒めてあげてください。こちらも何度か繰り返すうちに家のトイレで排泄する習慣が身に付きます。
まとめ
いかがでしたか。犬が散歩中にオシッコしてしまった場合は、水でオシッコを浮かせてからペットシーツで吸水してください。また、散歩前に必ずトイレへ連れて行き、オシッコをしてから出かけられるようになるといいですね!