愛犬が一緒に寝てくれない理由
飼い主は愛犬と一緒に寝たいのに…ということありますよね。我が家には2匹の犬がいますが、1匹は12年間毎日一緒に寝ていて、もう1匹は11年で一度も一緒に寝てくれたことがありません。
一緒に寝なければならないということはないのですが、どうしても一緒に寝たくない理由は何なのか、知りたくなりますよね。
愛犬が一緒に寝てくれない理由は何なのか、一緒に探ってみましょう。もしかすると、遠慮しているだけなのかもしれません。
1.あまり自分のニオイがしないから
愛犬が一緒に寝てくれないのは、飼い主の布団では、あまり自分のニオイがしないからです。
犬は飼い主のニオイがすると安心するとよく言いますが、自分のニオイがする方がもっと安心します。
飼い主の布団では、洗濯洗剤のニオイがしたり、香り付きの消臭スプレーのニオイがしたり、犬が苦手なニオイがすることも考えられます。そのため、飼い主の布団で一緒に寝ることよりも、自分の寝床で寝ることを選ぶのです。
どうしても一緒に寝たいときは、愛犬のベッドやブランケットを飼い主の布団の上に置いてみてください。場所は、枕元よりも足元の方が寝てくれやすいと思います。
いきなり飼い主の布団には寝てくれないこともありますので、そんなときは、愛犬のベッドやブランケットを飼い主の布団(ベッド)の横に置いてみてください。
慣れてくれば、布団の上でも一緒に寝てくれるようになるかもしれません。
2.ベッドに乗っちゃダメと言われているから
愛犬が一緒に寝てくれないのは、ベッドに乗っちゃダメと言われているからです。
ひとりで上り下りするのは危ないからと禁止している場合もあるでしょうし、抜け毛だらけになっちゃうからと禁止している場合もあるでしょう。それなのに「でも寝るときは一緒にベッドで寝よう」という飼い主の都合は、犬には理解することが難しいです。
寝るとき以外にベッドに乗ろうとしたとき、「ダメ!」と叱られたことがある犬にとっては、良いときと悪いときを区別することは、もっと難しいことです。
叱らなくても済むように、ベッドには犬用のスロープや階段を取り付けるなど、安全対策をしておくとよいと思います。
3.寝るときに構われるのが苦手
愛犬が一緒に寝てくれないのは、寝るときに構われるのが苦手だからです。
寒かろうと布団をかけてあげたり、寝づらかろうと体勢を変えてあげたり、構われることが苦手で飼い主とは一緒に寝たくない、という犬もいるのではないでしょうか。
我が家の中型犬の男の子は、私のベッドでは一緒に寝てくれないのですが、愛犬用のベッドを寝室に置いておけば、眠くなったときに来てくれます。
しかし、ブランケットをかけるなど構いすぎると、寝室を出て行ってしまうんです。あなたの愛犬も同じタイプではありませんか?
寝るとき、声をかけられるのも苦手、という犬もいます。私はつい声をかけてしまうのですが、一緒に寝てくれない原因かもしれません。
愛犬を「一緒に寝よう」と誘うときは、声かけは1度だけにするという配慮をすると、自ら寝室まで来てくれるかもしれません。
まとめ
愛犬が一緒に寝てくれない理由を3つ解説しました。
- あまり自分のニオイがしないから
- ベッドに乗っちゃダメと言われているから
- 寝るときに構われるのが苦手
睡眠って大事ですよね。体の健康にも、心の健康にも、質の良い睡眠を取れていることが深く関係するのではないかと思います。
愛犬の健康と長生きのためには、一緒に寝ることを強要せず、愛犬が快適に安心して寝ることができる環境を作ってあげることが大切なのではないでしょうか。
それでも一緒に寝たいのが飼い主心なんですよね。毎日、「一緒に寝る?」と、一言だけ声をかけ続けてみてください。いつか気持ちが通じる日がくるかもしれません。