犬の『免疫力低下に繋がる』5つのタブー行為 愛犬の健康維持のためにすべきこととは?

犬の『免疫力低下に繋がる』5つのタブー行為 愛犬の健康維持のためにすべきこととは?

近年よく耳にする「免疫力」という言葉ですが、犬にとっても非常に重要です。今回は犬の免疫力を下げてしまうタブー行為と、愛犬の健康維持のためにすべきことをご紹介します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

「免疫力」とは?

笑顔のダックスフンド

『病気に負けない体作りには免疫力アップが重要』という言葉を聞いたことはないでしょうか。

「免疫力」はどの動物にも備わっている機能で、病原菌などから体を守り、もし体内に病原菌が侵入しても免疫細胞が攻撃し退治して、健康を維持してくれるシステムです。

つまり、免疫力が高ければ迅速に攻撃し処理してくれますが、免疫力が低いと攻撃力が弱まり、病気にかかりやすくなってしまいます。病気を防ぐ「自己防衛システム」のようなもので、犬の健康維持にとっても非常に重要です。

犬の「免疫力低下に繋がる」タブー行為

玄関に座りこむ大型犬

では、免疫力を高めたり低下させたりする原因とは一体なんなのでしょうか。

実は、普段の生活の中での何気ない行為が、愛犬の免疫力を低下させているかもしれません。大切な愛犬には、できるだけ長生きしてもらいたいのは飼い主として当然です。それなのに、タブー行為で無意識に愛犬の「免疫力」を低下させていたら…?

そこで今回は、犬の「免疫力低下に繋がる」タブー行為について解説します。もし思い当たる行為があれば、積極的に改善しましょう。

1.散歩などの運動を十分にさせていない

散歩などの運動が足りないと筋力が低下します。筋肉量が落ちると体温が下がり、体の代謝機能の低下によって免疫が上手く働かなくなります。体を動かし体温を上げて、免疫力を高めることが大切です。

散歩は犬の知的好奇心を満たし、ストレス発散にもなるので毎日行きましょう。愛犬に合った運動量を確保し、継続することを心がけてください。

2.夜更かしなどで睡眠不足にさせる

睡眠中に免疫細胞が活性化されるため、睡眠時間が足りないと免疫力が低下してしまいます。犬は人間より必要な睡眠時間が多いため、飼い主さんに合わせた生活スタイルでは睡眠不足に陥りがちです。

犬の睡眠時間は12~15時間といわれています。愛犬がゆっくり眠れるように、飼い主さんも夜更かしは控え規則正しい生活を送りましょう。

3.栄養バランスの偏った食事しか与えていない

総合栄養食であるドッグフードをきちんと与えていれば、必要な栄養素はとれています。

しかし、中にはごはんをあまり食べたがらないので、代わりにおやつを与えている…という飼い主さんはいませんか。それでは栄養が偏ってしまい、愛犬の免疫力低下へ繋がってしまいます。

ドッグフードもさまざまな種類が販売されているので、年齢や体質などを考慮し愛犬に最適なフードを与えてあげてください。もし食いつきが悪ければ、一度かかりつけの獣医師さんに相談することをおすすめします。

4.愛犬との触れ合いが少ない

愛犬と、十分にスキンシップをとっていますか。

犬は飼い主さんとの触れ合いが大好きです。コミュニケーションが不足しているとストレスが蓄積されます。このストレスも、免疫力低下の一因です。

前述したように運動不足も、犬のストレスをためてしまう原因です。愛犬とは積極的にスキンシップを図り、少しでもストレスを減らしてあげるよう努力することが飼い主さんの責務といえます。

5.飼い主の笑顔が少ない

飼い主さん自身がいつも笑顔でいることも、実は愛犬の免疫力アップには効果的です。

犬は飼い主さんの表情で(楽しそうだな!)(怒っているのかな…?)と判断ができる、といわれています。あなたが笑顔で楽しそうにしていると、それが愛犬にも伝わり、お互いのストレスが軽減します。

また、飼い主さんと愛犬が見つめ合うことで分泌される幸せホルモン「オキシトシン」により、幸福な気持ちになり同じようにストレス軽減効果が期待されます。

つまり、愛犬の免疫力アップには、あなたが笑顔でいることがとても大切ですし、同じように笑顔が少なくストレスいっぱいな状態だと、それも愛犬に伝わってしまうので注意が必要です。

愛犬の健康維持のためにすべきこととは?

ごはんを前に笑うコーギー

では、犬の免疫力を高めて健康を維持するためには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。

以下のポイントを日常的に取り入れるよう心がけてみましょう。

  • 「質」を意識した運動や散歩
  • 栄養バランスのとれた食事
  • 快適な住環境
  • 積極的にスキンシップを図る
  • 定期的に健康診断を受ける

散歩などの運動は「質」を意識してみると良いでしょう。坂道や階段、草原や砂利道を積極的に歩くことで適度な負荷がかかり筋力増加に繋がります。

快適な室温を保ち、愛犬の寝床は常に清潔にし安眠できるよう整えてあげてください。特に冷えは免疫力低下へと繋がります。犬種によって違いはありますが、20~25度が快適に過ごせる温度帯です。

スキンシップも大切にし、愛犬のストレスを取り除いてあげましょう。ストレスは人も犬も免疫力アップには大敵です。

また、健康診断も1年に1回、シニア犬は半年に1回受けることをおすすめします。愛犬の健康状態を知り、病気の早期発見にも役立ちます。

まとめ

深刻な顔の中年女性と大型犬

普段何気なく行っていることが、実は愛犬の「免疫力低下に繋がる」タブー行為かもしれません。

犬の健康維持に、免疫力は非常に重要です。この機会に生活習慣を振り返り、タブー行為に思い当たることがある場合は、ぜひ改善してください。

愛犬の免疫力がアップすれば、おのずと飼い主さんの免疫力も高まるはずです。愛犬と一緒に健康的な生活を送れるように意識してくださいね。

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