犬の肥満は健康への悪影響やリスクが懸念される
犬も人間と同様、肥満体型になると健康への悪影響やリスクが懸念されます。肥満になることで体全体に負荷がかかるだけでなく、あらゆる臓器にも負荷がかかるため、病気を発症するリスクが高まると指摘されています。
また、免疫力の低下や呼吸困難に陥るなど、さまざまなリスクが考えられるため、肥満は寿命を縮める原因にもなるのです。
肥満につながりやすいNG生活習慣は?
肥満は遺伝的な要因だけでなく、日々の悪い習慣が影響を及ぼすこともあります。
- 食事の過剰摂取
- 犬用フード以外を食べ過ぎている
- 散歩量や運動量が少ない(運動不足)
基本的には食事や運動が適切でないことが原因として挙げられています。
ドッグフードの代わりに人間が食べるものやおやつを与えてしまったり、愛犬が嫌がるからと散歩を怠ったりすると、あっという間に肥満になってしまうこともあるので気をつけましょう。
太りやすいと言われている犬種4選
生活習慣の改善はもちろんですが、肥満になりやすい傾向が見られる犬種もいるので、該当する犬は特に注意が必要です。
ここでは太りやすいと言われている犬種をご紹介します。
1.ミニチュア・ダックスフンド
日本国内でも人気の高いミニチュア・ダックスフンドは、食欲旺盛な犬種として知られています。そのため、欲しがるだけ与えてしまい肥満になってしまうというケースが非常に多いです。
また、元々ダックスフンドは狩猟犬だったこともあり、実は活発で運動量を必要とします。必ず毎日2回、1回20分〜30分程度の散歩を行ってください。
2.パグ
パグも犬の中では特に太りやすい犬種として有名です。実際、太りやすい犬種を聞かれてパグを思い浮かべる人は多いでしょう。
パグも食欲旺盛な子が多いため、与えるだけドッグフードやおやつを食べてしまいます。
また、マイペースな性格を持つ子も多く散歩を嫌がる傾向があるため、運動不足になりやすいという原因も考えられます。
3.ビーグル
ビーグルは小型犬に分類されますが、狩猟犬の頃の名残が遺伝的に受け継がれていることもあり、多くの運動量が必要で尚且つ食欲旺盛な性質も持ち合わせています。
しかし、狩猟犬時代のように多くの運動量を確保できていないと、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ってしまい肥満になりやすくなります。運動量と食事量のバランスをよく考えましょう。
4.ジャック・ラッセル・テリア
ジャック・ラッセル・テリアもビーグル犬と同様、狩猟犬時代の習性が受け継がれているため、多くの運動量が必要な犬種です。
さらに食欲も旺盛なので、消費カロリーと摂取カロリーのバランスが崩れると肥満になってしまいます。
小型犬に分類されますが、ジャック・ラッセル・テリアは1時間程度の散歩を1日2回連れて行ってあげるのが目安とされています。
まとめ
いかがでしたか。犬によっては遺伝的に太りやすい細胞を持つ犬種もいます。肥満は万病のもととも言われています。普段から食べ過ぎや運動不足に気をつけて、愛犬の体型管理にも注意を払いましょう。