犬がぶるぶる震える時に考えられる理由は?
愛犬がぶるぶる震えている様子を目にしたことがある飼い主さんは少なくないでしょう。犬は以下のような理由でぶるぶると体を震わすことがあります。
- 強い不安や恐怖
- 興奮している
- 寒さを感じている
- 体に不調や痛みを感じている
- 老化による筋力低下
- 飼い主の気を引きたい
多くの場合、寒さや不安またはストレスによって体の震えが発症します。しかし、時には体の不調や痛みを感じて震えていることもあり、その異変を見逃さずに病院へ連れて行くことが病気の早期発見、治療につながります。
犬がぶるぶる震える時に気をつけるべき危険な症状5つ
犬がぶるぶる震えている時、どのような症状が見られたら注意すべきなのでしょうか。ここでは、犬がぶるぶる震える時に気をつけるべき危険な症状を紹介するので、以下の症状や様子が見られたら病院へ連れていきましょう。
1.震えている時間があまりにも長い
不安やストレスなどが理由で震えている場合は、一時的な震えで治ります。しかし、震えている時間があまりにも長かったり、1日に何度も震える様子を見せている場合は、体調不良が疑われます。
状態によっては病気が隠れている可能性も危険視されるため、早めに動物病院へ連れていき、獣医師に相談しましょう。
2.元気がなく同じ場所から動こうとしない
時折ぶるぶると震える様子を見せながら、元気がなく同じ場所から動こうともしない様子を見せている場合は、体調に違和感を覚えている可能性が高いでしょう。
腹痛や足腰の痛み、その他に不快感や違和感を覚えている恐れがあります。病気の症状が現れている可能性も考えられるため、早期発見・治療のためにも受診してください。
3.毎回同じタイミングや状況で震え始める
長時間震え続けていないものの、毎回同じようなタイミングや状況で震えている場合は、なんらかの病気が隠れている可能性が疑われます。
例えば、食事の後に毎回ぶるぶると震える様子を見せている場合は、腎臓や肝臓、消化器官、神経系の病気などが疑われます。少しでも心当たりがある場合は、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。
4.普段より食欲が明らかに落ちている
食欲が落ちているときは、犬がなんらかの不調を感じているサインです。震えと共に食欲不振が見られる場合は、腹痛や不快感などの痛みや違和感を覚えているのでしょう。
1日経てば治ったという場合は様子を見ても問題ありませんが、2〜3日同じ状態が続く場合は動物病院を受診してください。
5.体を触ろうとすると嫌がる様子を見せる
体を触ろうとすると「キャン!」と鳴いたり、唸って威嚇するような様子を見せる場合は、体に痛みを感じているサインです。
飼い主が相手であっても触られると痛みを感じることを直感的に理解しているため、「触らないで!」と訴えているのでしょう。
腹痛などの体調不良や脱臼や骨折などの怪我が疑われるので、一度かかりつけの動物病院へ連れて行き、検査などを受けることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。犬がぶるぶる震える時は、心理状態が影響していたり寒さを感じていることが多いです。しかし、他にも症状が見られる場合は、病気や怪我が原因の可能性も疑われるので早めに動物病院を受診しましょう。