事故に遭い捨てられたわんちゃんが幸せをゲットするまで
交通事故にあった子犬
オーストラリアのクイーンズランド州で暮らす、ベルジアン・マリノアの「ルーシー」。1歳になったばかりです。
ルーシーは以前に交通事故に遭い、元飼い主から動物病院に置き去りにされたという経緯がありました。
元飼い主は「もう遊べないだろうからいらない」という理由で、文字通り壊れたおもちゃを捨てるようにしてルーシーを手放したのでした。
RSPCA (英国王立動物虐待防止協会) の施設で手術
RSPCAの獣医チームの診察で、ルーシーの大腿骨にヒビが入っているのがわかりすぐさま手術が行われました。
手術は無事に成功しましたが、元気いっぱいのルーシーはじっとしているのが苦手。
術後に投薬などで落ち着かせる必要もあり、ちょっとだけ時間がかかりましたが順調に回復していきました。
回復の過程で、一時預かりの里親さんに預けられることになったルーシーは、最近愛犬を亡くしたミッシェルさんという女性宅で回復を待つことになりました。
ミッシェルさんの愛犬はルーシーと同じ犬種だったこともあり、その犬種に理解や知識がある彼女は適任です。
そしてリハビリを経て、普通に歩けるように!
正式に家族に
回復したルーシーは里親募集ができるまでになり、RSPCAからその連絡を受けたミッシェルさんは、ルーシーを正式に家族にお迎えすることにしました!
ルーシーは、優しい飼い主さんたちと2匹の先住猫に囲まれて、広いお庭を元気に走り回ってハッピーな毎日を送っています。
まとめ
「遊べなくなったから」というとんでもない理由で命を捨てた元飼い主の考えは到底理解できるものではありません。
今では元気に走り回れるようになって本当によかったです。
RSPCAとリハビリに携わってくださったみなさんに感謝です。このようにいざという時に頼れる団体が日本にも増えることを願います。
- ルーシーの回復の軌跡はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA Queensland
RSPCA Queensland
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