犬のベッドの『ダメな洗い方』4選 やりがちなNG行為と正しい洗濯方法とは?

犬のベッドの『ダメな洗い方』4選 やりがちなNG行為と正しい洗濯方法とは?

犬のベッドを洗う際は、トラブルを起こさないよう洗い方に注意しなければなりません。この記事では、犬のベッドのダメな洗い方や正しい洗濯方法について解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬のベッドはどのくらいの頻度で洗うべき?

ベッドに座る犬

多くのご家庭で愛犬専用のベッドをお使いだと思います。そんな犬のベッドはどのくらいの頻度で洗濯するのが最適だと思いますか。

カバー付きのベッドの場合は週に1回、カバー付きではなく丸洗いするタイプのベッドの場合は、毎日抜け毛や埃などの軽い掃除を行うことを前提に月に1〜2回が目安です。

清潔な状態を保たなければ、犬が痒みを感じたり皮膚炎を発症したりする恐れがあります。快適に眠ってもらうためにも、ベッドは定期的に洗濯してあげましょう。

犬のベッドの『ダメな洗い方』4選

犬用ベッドにうつ伏せになる犬

犬のベッドを洗濯する際は、さまざまな点に注意しなければなりません。ここでは、犬のベッドの『ダメな洗い方』を紹介します。

1.洗濯機に入れる前に抜け毛を取り除かない

洗濯機洗い可能なベッドの場合、洗濯機に入れる前に抜け毛を取り除く必要があります。抜け毛を取り除かず洗濯してしまうと、抜け毛が排水口に詰まってしまうからです。

また他の洗濯物と一緒に洗う場合は、抜け毛が他の洗濯物に付着してしまう恐れもあります。必ずコロコロやガムテープなどで抜け毛を取り除いておきましょう。

2.香りの強い洗剤や柔軟剤を使う

犬用ベッドは嗅覚の優れた犬たちが使うものなので、香りの強い洗剤や柔軟剤を使ってしまうと人工的な香りがベッドに染み付いてしまい、犬たちが不快に感じてしまいます。

なるべく犬用ベッドを洗濯する際は、ペット用の洗剤や柔軟剤を使うことをお勧めします。

人間用の洗剤でも洗濯はできますが汚れの種類が異なるため、犬の皮脂汚れなどをしっかり落とすことが難しいことを覚えておきましょう。

3.洗剤の量を増やして投入する

洗濯用洗剤

愛犬のベッドを清潔にしてあげたいからと洗剤の量を増やして洗濯する人がいますが、これは犬用ベッドに限らず、すべての洗濯物に逆効果となります。

洗剤の量を適量以上に投入してしまうと洗剤が洗濯物や洗濯槽に残ってしまい、雑菌繁殖の原因になります。かえって不衛生な状態になってしまうため、必ず適量を守りましょう。

4.水や洗濯機洗いNGのベッドを洗濯機で洗う

ベッドを洗う際は、必ずベッドの洗濯表示を確認してください。洗濯表示に洗濯機洗い禁止のマークや、水洗い禁止のマークが記載されている場合は、その指示に従い別の方法で洗濯しましょう。

水洗いや洗濯機洗いNGのベッドを洗ってしまうと、型崩れを起こしたり水を吸水しすぎてしまうなどのトラブルに発展する恐れがあります。

犬のベッドの正しい洗濯方法をポイント解説!

犬用ベッド

犬のベッドを洗う際は、以下のポイントを押さえて正しい方法で洗濯しましょう。

  • 洗濯機や水洗いOKか洗濯表示を確認する
  • 洗濯前に抜け毛を取り除く
  • ペット用の洗剤を使うのが理想
  • 洗剤は適量を守る
  • 洗濯ネットに入れて洗濯機洗いする
  • 洗濯終了後はしっかり乾かす

洗濯した後は、必ず完全に乾き切るまで乾かしましょう。日光に直接当ててしまうと傷んでしまう恐れがあるため、日陰で陰干することをおすすめします。

可能であればエアコンの除湿機能や除湿器などを活用すると、雑菌が繁殖する前に素早く乾かすことができますよ。

まとめ

犬と洗濯機

いかがでしたか。犬のベッドは週に1回、あるいは月に1〜2回を目安に洗濯してください。その際は、必ず正しい方法で洗濯機あるいは手洗いし、愛犬にとって快適で気持ち良い睡眠ができるよう洗濯してあげましょう。

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