犬にとっても睡眠は重要!快適な寝床環境の条件は?
犬にとっても睡眠は健康を維持する上でとても重要です。寝床環境が快適でなければ警戒心が働いてしまい、なかなか深い睡眠に就くことができません。
犬にとって快適な寝床環境を作るポイントは、以下の通りです。
- 薄暗く静かな場所
- 部屋の四隅など周囲が囲われている場所
- 室温が適温(20〜25℃)
- 家族の姿が見える位置
これらの条件に当てはまる場所を探し、愛犬が伸びができる大きさの専用ベッドを設置してあげましょう。
眠りが浅い場合はどんな仕草を見せるの?
犬の眠りが浅いときは小さな物音にも反応したり、うつ伏せの状態ですぐに立ち上がれるような姿勢で眠っていることが多いです。いざという時にすぐ立ち上がって動けるよう警戒心を持った状態で眠っているのです。
また、睡眠不足になると日中の活動量が減ったり、食欲不振に陥ったり、イライラと不機嫌な時間が多くなり問題行動を起こしたりするようになります。
したがって、なるべく安心して眠れる寝床環境を整えてあげることで、睡眠不足を予防、または解消してあげることが重要です。
犬が熟睡できている時に見せるサイン4選
犬は熟睡できている時、ある共通したサインを見せることが多いです。ここでは犬が熟睡できている時に見せるサインを紹介するので、愛犬が熟睡できているかどうか確かめる際の参考にしてください。
1.白目や半目になっている
白目を剥き出していたり半目の状態になっているときは、顔の筋力がほぐれていることを意味しています。緊張状態から解放され脱力している状態なので、リラックスして熟睡できていると言えるでしょう。
このような状態の愛犬を見ると、つい周りで笑ってしまったり写真を撮りたくなってしまいますが、せっかく熟睡している最中なので起こさないように静かに振る舞いましょう。
2.仰向けや足を開いてお腹が見える状態で眠っている
犬は警戒している時に無防備な姿勢は絶対に見せません。そのため、仰向けや足を開いてお腹が見える状態で眠っている場合は、完全に警戒心を解き熟睡しています。
犬にとってお腹は柔らかく、攻撃されると急所となる弱点です。そんなお腹を無防備に曝け出しているということは、寝ている場所が安心できる場所だと確信しているのでしょう。
3.いびきをかいたり寝言を言っている
眠っている最中に軽いいびきをかいていたり、寝言を言うような様子を見たことはありませんか。人間のようで可愛らしいですよね。
いびきをかいたり寝言を言っている時も夢を見ている状態なので、きちんと入眠していることを意味しています。
ただし、あまりにいびきや寝言が激しい場合は、病気の可能性が疑われます。気になるようでしたらその様子を動画などに撮影し、かかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
4.体がピクピクと軽く痙攣する
寝ている最中、体がピクピクと軽く痙攣するかのように震えることはありませんか。これは人間でも起こり得る現象で、熟睡している時に見られやすいと言われています。
また、体がピクピクと軽く動いているときは夢を見ている可能性が高く、時には突然寝ている状態から走り出すような動きをして見せたりする犬もいます。
ただし、こちらも痙攣が長時間(1分以上)続いたり、あまりに痙攣の度合いが激しい場合は動物病院に相談してください。
まとめ
いかがでしたか。犬は熟睡している時に今回紹介したようなサインを見せます。犬にとっても良質な睡眠は健康を維持する上で大切なので、飼い主さんが愛犬の寝ている様子を観察し、きちんと眠れているかチェックしましょう。