愛犬との時間を濃密にするためのコミュニケーション
愛犬と一緒に暮らしていて、(もっと濃密なコミュニケーションの時間を過ごしたい…♡)と思うこともありますよね。
今回は、そのような時におすすめなコミュニケーション方法について具体的に解説いたします。愛犬にさらなる愛情を伝えるために、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
1.一緒に遊ぶ
愛犬と飼い主が一緒に遊ぶことには、犬のストレスを発散させる役割、犬の欲求を満たす役割があり、コミュニケーションの一環でもあります。
愛犬が子犬なのか、成犬なのか、シニア犬なのかによって、遊び方を変える必要があり、マンネリしないための遊び方の工夫をすることも大事です。
子犬は成長途中です。体に大きな負担をかけないようにするため、ジャンプすることが必要な遊びは避けた方がよいでしょう。
飼い主が投げたボールやおもちゃを追いかけて、くわえて戻って来させたり、子犬用のロープのおもちゃを引っ張りっこするなどの遊びが、好奇心旺盛で遊びたい盛りの子犬にはおすすめできます。
もし愛犬がすでに成犬なのであれば、ノーリードで自由に走り回れるドッグランでの遊びが、エネルギーとストレスの発散に有効的です。飼い主と追いかけっこするのも良いですよね。
また、アジリティーもおすすめできますが、これは愛犬と飼い主のコミュニケーションはもちろん、信頼関係も重要になってくる遊びです。
さらに、シニア犬とのコミュニケーションには、毎日の朝夕のお散歩だけでもよいと思います。お散歩を嫌がる日は、自宅でノーズワークを楽しむのも刺激になるでしょう。
2.ドッグマッサージをする
犬が飼い主からドッグマッサージを受けると、「幸せホルモン」とも呼ばれているセロトニンの分泌が活性化されます。また、「愛情ホルモン」とも呼ばれているオキシトシンの分泌も活性化されます。
セロトニンやオキシトシンには、精神を安定させる作用があり、分泌を活性化させるドッグマッサージは、犬に高揚感を与えることができます。「最高に幸せ♡」というような状態です。
なお、ドッグマッサージとして最も古い歴史を持つのが、「スウェーデン式」と呼ばれるもので、犬の健康管理に役立つとされています。しかし、専門的な知識や技術を得ることは、そう簡単なことではありません。
愛犬との時間を濃密にするためのコミュニケーションとして行うのであれば、愛犬が気持ちいいと感じる部分を優しくマッサージするように撫でてあげるだけでも十分だと思います。
3.会話をする
お家の中で過ごす時間が増える日ほど、愛犬との会話は豊かなコミュニケーションになります。
- 「今日は昨日より寒い(暑い)ね」
- 「雨だからお散歩してるお友達も少ないね」
- 「ちょっとお手洗いに行ってくるね」
- 「洗い物済ませてくるね」
普段は声に出して言わないことも、愛犬に話しかけるように、愛犬と会話をするように、コミュニケーションすることを意識して声に出してみましょう。
本当に何でも良いのです。何でも話しかけてみてください。些細なことで構いません。ポジティブなことばかりでなくても大丈夫です。
愛犬に悩み事を相談するのも良いですし、愚痴を聞いてもらうのもOK。ネガティブなことも愛犬だから話せる、愛犬とだからできるコミュニケーションの一環だと思います。
まとめ
愛犬との時間を濃密にするためのコミュニケーションを3つ解説しました。
- 一緒に遊ぶ
- ドッグマッサージをする
- 会話をする
愛犬にとっても、飼い主にとっても、幸せで安定した暮らしを送るためには、コミュニケーションが重要なカギを握っていると思います。お留守番している時間が長い犬ほど、濃密な飼い主との時間を望んでいます。
芸達者な愛犬なのであれば、「芸をする+おやつがもらえる」という遊びもコミュニケーションとしておすすめできます。愛犬が喜ぶのであれば、もっともっと芸を増やして楽しむのもよいと思います。
濃密な時間を過ごすためのコミュニケーションを取るときは、「遊ぶとき」「マッサージをするとき」「会話をするとき」の愛犬の表情をよく観察してみてください。その表情を観察すれば、上手くコミュニケーションを取ることができているかどうかの判断基準になるでしょう。