愛犬の老化を早めている「飼い主のNG行為」
今回は、愛犬の老化を早めている「飼い主のNG行為」を紹介します。
愛犬に元気に長生きして欲しいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
1.散歩に連れて行かない
「面倒だから」と愛犬を散歩に連れて行かないのはNG行為です。
散歩をすることで日光浴ができるほか、「ストレス発散」「血行促進」「筋肉の維持」などの効果があり、犬が健康でいるための体づくりには欠かせません。
散歩に行かないで家の中ばかりで過ごしている犬は、筋肉が衰えて寝たきりになりやすいですし、刺激のない生活で認知症のリスクも高くなります。
2.栄養バランスが偏った食事を与える
栄養バランスが偏った食事は、愛犬の老化を早めることをご存じでしょうか。
食事は体づくりの基本。被毛や関節など、犬の体を若々しく保つためには質の良いタンパク質やビタミン、カルシウムといった栄養を充分に摂取できる食事が必要です。
肥満は犬の健康に悪影響を及ぼすので、味付けされた人間の食べ物を与えるのも良くありません。愛犬に必要なカロリーを計算し、バランスの良い食事を与えましょう。
3.コミュニケーションやスキンシップを怠る
飼い主が愛犬とのコミュニケーションやスキンシップを怠るのも、犬の老化の原因になります。
犬は年齢を重ねて落ち着いてくると、子犬の頃とは違って積極的に遊ぼうとせず、寝ていることが多くなります。そうすると飼い主も犬に構わなくなってしまいがちですが、触れ合い不足は犬にとって大きなストレスなのです。
退屈や孤独は、愛犬の老いを早める原因になりますので、愛犬とは積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
4.刺激のない生活をさせる
人間と同じように、犬も刺激のない毎日をボーっと過ごしていると老化しやすくなります。
毎日同じことの繰り返しで新しい刺激がない、頭を使うことがないような生活をしている犬は、老いるのも早くなるでしょう。
愛犬の健康寿命を延ばす秘訣
愛犬の健康寿命を延ばすためには、次のことを意識しましょう。
- 適度な運動をさせる
- 栄養バランスのとれた食事を与える
- コミュニケーションをたくさんとる
- ほどよく刺激のある生活をさせる
- ストレスを溜めさせない
散歩はできるだけ毎日行って、愛犬の体を健康に保ちましょう。シニア期に入った犬は散歩を嫌がるようになることもありますが、無理をしない程度に歩かせて筋肉が衰えることを防いでください。ゆるやかな坂道をゆっくり歩かせると、筋肉を維持する効果が期待できます。
栄養バランスの整った質の良い食事も大切です。犬はライフステージによって必要な栄養やカロリーが異なりますので、愛犬の年齢や運動量などに合わせて食事を選びましょう。
シニア期に入った愛犬には良質なタンパク質やビタミンだけでなく、関節を守るグルコサミンやDHA・EPAなどの栄養素が含まれるフードを選ぶのがオススメです。
また、愛犬とは日頃からたくさんコミュニケーションをとり、知育玩具などを使って自分の頭で考えさせるのも、老化を遅らせるのに効果があります。
まとめ
今回は、愛犬の老化を早める「飼い主のNG行為」を紹介しました。
もしご自身の行動に当てはまるものがあれば、今日からすぐに改善していきましょう。
犬は自分で生活習慣を変えることはできませんので、飼い主が責任を持って愛犬の健康を守ってあげてくださいね。