犬が「うっとりした表情」を見せる心理
犬がうっとりした表情を見せる状況は、犬が心身ともにリラックスしている様子が思い浮かぶかと思います。
穏やかに細めた目元、耳は広く開いたまま、口元はだら〜んという感じです。見ているこちらも幸せになるような、そんな犬の表情です。
ただし犬は言葉を話せないので、犬の本心は察する他ありません。しかし、犬がどのような時にその表情をするかで気持ちを察することができるのではないでしょうか。
そこで今回は、犬が「うっとりした表情」を見せる心理について見ていきたいと思います。
1.気持ちいいな
犬も人間と同じく、「気持ちいいな〜」という状況になるとうっとりしたような表情を見せます。
例えば、ブラッシング、お風呂でのシャンプー、マッサージなど、その犬が好きな気持ちいいことをされているときですね。
頭を撫でただけで「へにゃ〜ん」としたうっとり顔を見せる犬もいます。犬によって気持ちいいポイントはさまざまなので、おそらく飼い主さんは「うちの子はここを触られるのが好き」という部位を熟知していることでしょう。
変わったところでは、「トイレをしてスッキリしたー!」という気持ちよさで犬がうっとりした表情を見せることもあります。
2.楽しいな!
愛犬と一緒にいるときにうっとりした表情が見られたなら、「楽しいなぁ!」と感じている、あるいは「楽しかったなあ」と満足感に浸っているのでしょう。散歩が好きな犬なら、ルンルンとした表情で飼い主とアイコンタクトを取りますよね。
ボール遊びが好きな犬なら、キラキラした表情で飼い主さんがボールを投げるのを待つはずです。遊んだ後も充実感に満たされて、犬の顔がうっとりしたように見えるのではないでしょうか。
3.飼い主さん大好き♡
部屋の隅で休んでいる愛犬と目が合い、その表情がうっとりして見えたなら「飼い主さん大好き♡」という気持ちでいっぱいになっているのかもしれません。
日ごろから愛情を受け取っている犬は、飼い主さんのことを心から信頼しています。犬と見つめ合うと幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌されるともいわれるので、とてもいい状況であることは間違いありません。
何気ない瞬間も愛犬が幸せでいてくれるなら、飼い主としては嬉しい限りですよね!
4.暑くなってきたな
注意したいのが、暑い日や暖房が効いた部屋で犬の表情がうっとりして見えるときです。もしかすると、暑くてのぼせている顔かもしれません。
「ハアハア」とパンティングをしているなら、部屋の温度が暑いサインです。暑い日なら熱中症に注意して、寒い日であれば暖房が効きすぎていないか確認してあげましょう。
5.眠くなったな
愛犬の顔がうっとりして見えても、それはただ単に眠くてウトウトしているだけかも…?
ぽかぽかした陽気な日には、人間も犬も眠くなってしまいます。
どちらにしても、犬が快適に過ごせている証拠です。とてもリラックスできる環境を提供してくれる飼い主さんに、心から感謝しているはずです!
まとめ
犬がうっとりした表情になるのは、心も体も安定しているサインです。
状況によっては注意しなければなりませんが、愛犬のリラックスした表情が見られるのは、飼い主冥利に尽きますね♡
ぜひこれからも、愛犬がうっとりできる状況を維持してあげてください!