犬が寒さで散歩に行きたがらないことは問題ではない
犬が寒さでお散歩に行きたがらないというのはその子が怠け者だったり、特別変わった犬というわけでもありません。
寒いから外に行きたくない、暖かい場所にいたいという欲求は犬であっても持っているからです。
ですが、普段は寒くても喜んで散歩に行くのにそんな様子が見られないという変化を感じた場合には、体調を崩しているなどなにか異常が隠れている可能性を考え動物病院で診察してもらいましょう。
温かい時間帯や犬に洋服を着せて散歩をしてみよう
特に異常などはなく寒さで外に出たくないだけなのであれば、温かい時間帯を狙ってお散歩に挑戦してみましょう。
また、愛犬がお洋服が大丈夫な子なのであれば防寒具を着せてあげるのも方法です。
もし洋服を着るのが苦手だという子であれば無理をする必要はありませんが、ドッグトレーナーに相談してみるのもおすすめです。
無理やり着せると飼い主さんへの不信感が生まれて逃げるようになったり、お散歩自体が嫌いになってしまうこともあるため注意してください。
いずれにしても忘れないでほしいのは、お散歩はあくまでも犬が楽しむための時間ですので、犬が気分じゃないというのであれば無理に連れて行く必要はありません。
犬の気持ちを尊重して、ぜひ別の楽しみを提供してあげてください。
犬の散歩にこだわらずおうちで楽しく遊ぶのでもOK
別の楽しみとは一体どんなものがあるのか気になりますよね。
おすすめなのはおうちでできるノーズワークやトリックで、愛犬と一緒に遊びを楽しむことです。
ノーズワークなら普段食べているフードやおやつを使って、タオルや紙に包んで隠したりばら撒いたりして嗅覚を使った宝探しゲームができます。
トリックであれば今は動画などでも探すといろんなトリックのやり方を見つけることができるので、以前から気になっていたものがあればそれにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
もちろんこれも犬がやる気があるときで構いませんし、犬がそんなことよりもゆっくり寛ぎたいと言っているのであればそうしてあげてください。
大切なのは犬の気持ちを尊重することなのですから。
まとめ
犬が寒さでお散歩に行きたがらないときの対処法というと、なにか特別なトレーニングなどを思い浮かべるかもしれませんがそうではありません。
大切なのはまず犬が楽しい行きたいと思っているかどうかです。
特別体調に問題がないにも関わらず行きたくないのであればお家でできる遊びをすればいいのです。
ですが、体調不良の可能性を省いたうえで行きたそうにはしているけど何かが原因でしぶっていたりなんだか楽しくなさそう…といった様子に気づいたら、ドッグトレーナーに相談してみてください。
もしかしたら寒さではなく別の原因が隠れている可能性もあります。
そうであればその原因を取り除いてあげるためにも、早めにプロに相談して快適なお散歩ライフができるようにしてあげてください。